IKURO's DIARY

いくろうのアホアホ日記へようこそ。
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父の死からもうすぐ1ヶ月

2022-05-09 | Weblog
先月、桜シーズンがまもなく終わるという頃、私の父が87歳で天国へ旅立ちました。


娘の私が知る父の人生は、ほんの一部分だけなのかもしれないが、少なくとも最期は、大好きな自宅から、あんなに綺麗な桜を見ながら、母から美味しいものばっかり食べさせてもらって、優しい娘達にも大事にされて、めっちゃ幸せだったと思う!!(笑)

抗がん剤治療、父は本当はしたくなかったのかもしれない。色々な副作用に苦しみながらも、ぼやきながらも笑、最期まで生きることをあきらめない姿を父は私達に見せたかったのかもしれない。

お葬式は、母と私達娘3人、その夫達3人、孫達4人(大学生3人、先生1人)合計11人のみの、本当にアットホームで、素晴らしい式だった。

普通なら嫌がられる友引にすることも、誰も反対しなかった。
(そもそも私達夫婦の結婚式も仏滅だし!笑)
それどころか、そのおかげで葬儀場は2日間とも私達家族の貸切だった。

母が、夢で、父がトマトを棺に入れて欲しがっていたというので、トマトを持って行ったところ、担当の人がわざわざ食べやすいように切って紙皿に乗せてくれた。

みんな各自で手紙を書いて、父の棺に入れた。

おとうさん、お疲れ様でした。
おとうさん、産んでくれてありがとう。
3人も育ててくれてありがとう。

私達の感謝の気持ちは、きっと父に届いたって思ってる。

何年か前に父自身から聞いたことがある。
私達が小さい頃、仕事は一番大変な時期で辛かったけど、3人を幸せにすることだけを考えながら頑張ったって。


お葬式が終わって、おとうさんが小さな骨壷になって実家に戻ってきた。

その翌日。母は見たのだ。
明け方、元気な頃の姿で、ちゃんと歩いて、自分の家に戻ってきたことを確かめるように、寝室でキョロキョロ周りを見渡している父の姿を。笑

スピリチュアル的な話をバカにしていたあの母が!笑、
そう言うのだから間違いない。父は、一旦我が家に帰って来たのだ。笑

それからも、般若心経の大きな大合唱が仏壇の部屋から聞こえて来たり、
私の家にも父はたまにやってきているのか、
昔父からもらったオルゴールが、蓋を開けていないのに2日連続同じ時間に鳴ったり、(しかも二日目は違うメロディを奏でた)
とにかく、存在を感じている状況。
もちろん、自分の親だから全く怖くない。



四十九日法要まで、こっちにいるというのは本当なのかも?