IKURO's DIARY

いくろうのアホアホ日記へようこそ。
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本屋大賞を読みまくる

2016-06-27 | Weblog
ここんとこ、1日1冊ペースで本を読んでおります。

ちなみに2016年の本屋大賞の結果はこちら⇩

1位 羊と鋼の森
2位 君の膵臓が食べたい
3位 世界の果てのこどもたち
4位 永い言い訳
5位 朝がくる
6位 王とサーカス
7位 戦場のコックたち
8位 流
9位 教団X
10位 火花

「羊と鋼の森」は、1位だけあって周りの図書館員も皆絶賛していたなぁ。
このタイトル、なんのこっちゃ?童話か?と思いたくなるけど実は意味がある。

羊:ピアノの弦を叩くハンマーに付いている羊毛を圧縮したフェルト
鋼:ピアノの弦
森:ピアノの材質の木材

「彼がピアノの調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説」という紹介文を読んで今初めてこの物語の素晴らしさを認識した私。
そうか!祝福に満ちた長編小説ね…確かに。
夢をみつけて努力する若者って、それだけで祝福すべき存在。余計なハプニングなど不要。

そういや実家のピアノ、この十数年調律なんかしてないような…。絶対音感ある人があのピアノ弾いたら気が狂うかもな。
この本読んで、調律師さんに、
「今回は、もっと明るくキラキラした音でお願いします」
とか言うてもーて「はあ?」とか言われたらめっちゃ恥かくやろなあ。
「やっときましたんで、確認して下さい」って言われてもそれはそれで困るし。だいたいピアノ弾かれへんし。

私が読んだ6冊の中では、「流」は前にも書いたように購入したくらいお気に入りなので置いといて、「世界の果てのこどもたち」がオススメです!