【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【また、会う日まで!】

2016年08月28日 | オムコイ便り

 パソコンの電源コードの修理に時間がかかり、期日にはかなりタイムラグができてしまったのだけれど。

 5回目の訪問をしてくれた藤間さんの12泊も終わった。

 ご本人も語っていたように、後半には同宿のゲストが入れ替わり立ち替わりしたこともあって、アッという間に時間が過ぎた感じだ。

 もっとも、ネットによるマーケット情報のチェックをベースに、本を読んだり、近所の犬たちに餌をやったり、一成さんによるスプレー・アートを楽しんだり。

 今回もそれなりにのんびりした時間を過ごしてくれた様子だが、その合間にはバイクを出して他のゲストの滝遊びに付き合ってくれたり、町への送迎を手伝ってもらったり、すっかりお世話になってしまった。

 この場を借りて、改めてお礼を申し上げたい。

      *

 世界中を巡る藤間さんの旅は、現地の人との出会いも含めて、気に入った宿や食堂、露店などを何度も訪ねるというスタイルが基本になっているらしい。

 そして、とりわけ食事の合う、合わないが大きな基準になっているという。

 むろん、舌がしびれるほどの辛い料理は不得手なのだが、わが宿でも、どういうわけか女将のラーが手作りする食事を気に入ってくれている様子だ。

 しかし、長期滞在が何度も続くと、どうしても料理にダブリができてしまう。

 また、辛いものはまったくダメだという同宿のゲストの兼ね合いもある。

 そこで、出発の前に「珍しいものを」と女将が作ったのがゲーン・オンである。



 これは日本で言うと、モツ&軟骨肉の煮込みのようなもので、薬草や香草をたっぷりと入れて長時間煮込んだ北タイのスープ料理だ。

 辛さはさほどではないが、味が濃厚でちょっと癖があり、人によっては好みが別れるかも知れない。

 しかし、藤間さんは「あ、これは初めて食べる料理ですね。うーん、確かに癖はあるけど、これはこれでまた、なかなか・・・」と、例によって飄々かつ淡々と平らげてくれたのだった。

    *

 チェンマイに戻る朝は、あいにく雲が厚かった。

 今にも小雨が降って来そうな空模様である。

「でも、まあ、なんとかなるでしょう」

 ここでも飄々淡々と、バイクにまたがったのだった。



 あとで届いたメールによれば、途中で雨に降られることもなく、翌日のチェンマイではオムコイに来る前日に雨で断念したドイ・ステープへのドライブも快適に楽しめたそうである。

 わが家のタンスには、「暑いチェンマイやこれから行くチェンコーンでは必要ないので、次回のために預かっておいてください」と託された彼の長袖ジャケットが2着も入っている。

 さて、6度目の訪問はいつ頃のことになるのだろうか。

 また、会う日まで!

 ☆今日も、応援クリックをよろしく!
タイ・ブログランキング
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【村の入り口もかあ!?】 | トップ | 【カレン服とカレン菜食】 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

オムコイ便り」カテゴリの最新記事