【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【カンボジアのレモン焼酎】

2015年02月09日 | オムコイ便り

 カンボジアでボランティア活動をしている美麗さんが、昨年の11月以来再びわが村にやってきた。

 といっても、今回は前回の滞在で仲良くなった村の娘メイの結婚式に列席するためである。

 メイが彼女に、未婚女性用のカレン服(白いワンピース)をプレゼントしたことは記事でも紹介した。

     *

 さて、その彼女がお土産にもってきてくれたのはカンボジアで一番人気だというレモン焼酎である。

 村の焼酎と同様に、切ったレモンとレモングラスが丸ごと焼酎に漬けてある。



 飲み口は、かなり甘い。

 日本の梅焼酎みたいな感じだ。

 訊けば、カンボジアの人はあまり強い酒は飲まないそうである。

 だが、チビチビやっているうちに段々癖になってくる。

 初めの甘さが焼酎の旨味に変わってきて、レモンとレモンハーブの薫りが心地よい。

 ついついグラスを重ねるうちに、村の焼酎では体験したことのないホンワカした酔いに包まれ、これまた珍しいことに顔が真っ赤になってきた。

 度数表示を見ると29%。

 それなりに強い酒なのである。

     *

 それにしても、カンボジアを旅しているときにはこんな酒があることなんぞ全然知らなかったなあ。

 瓶のラベルには、夕陽をバックにしたアンコールワットを思わせるイラストが描かれている。

 懐かしいなあ。

 心地よい酔いに包まれて、10年近く前に訪れた土地の光景や触れ合った人々の表情が甦ってきたのだった。

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2 コメント

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まるで孫悟空! (p-tak)
2015-02-09 18:01:49
美麗さん、自在に飛び回っておられ、まるで孫悟空。

ぼくも、いつまでも腰を気にしていないで、今度の年末年始にでもお邪魔しようかなあ。でも、食事にコンサバで、飲まない、偏屈老人じゃ、それこそお邪魔虫ですね。思案投げ首。
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百聞は・・・ (クンター)
2015-02-11 10:15:35
p-takさん

 まあ、ともかく一度おいでください。
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