【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【稲刈り&脱穀体験】

2016年11月24日 | オムコイ便り

 山口生まれの勇さん、実家では米を作っているそうである。

 むろん、田植えも稲刈りも機械でやるのだが、わが村では未だに苗付けは横並びになっての手植え、収穫は鎌での手刈りのままだと言うと、俄然目を輝かせた。

 あいにく、村の近場での稲刈りはほとんど終わってしまった。

 ところが、町の方では今が盛りで、ちょうど長姉の家の田んぼで稲刈りをやるという。

 そこで、急遽の出撃となった。

    *

 番頭さんは用事があって留守番役となったのだが、あとで聞いたところによれば、稲刈りをやってみるとみんなの猛スピードに取り残されたという。

 次に、脱穀。

 これは、ビニールシートの周りに丸く積んだ稲束の根元を脱穀棒(竹の棒の先にタコ糸を渡したもの)の糸にはさみ込み、中央に置かれた簀子状の台や古タイヤにひたすら叩き付ける作業だ。



 さほど技術のいる作業ではないのだが、最後に身体をくるりと回して、籾粒を叩き落とし終えた稲束を積まれた稲束の外側に放り投げるタイミングがなかなかに難しい。

 番頭さんも、腰痛がひどくなる前は何度か挑戦したが、初めはなかなかうまくいかなかった。

 勇さんも、これには苦労したそうである。

 しかし、その笑顔を見ていると、きっと楽しんでくれたのだろう。

   *

 一方の崇子さんは、もっぱら撮影役に専念したというが、あまりに熱中し過ぎて広い田んぼの中で一時行方不明になり、ちょっとした騒ぎになる一幕もあったらしい。

 とにもかくにも、お疲れさまでしたあ!

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