【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【ここも、ついでに世界遺産?】

2016年08月22日 | オムコイ便り

 誠さんが、チェンマイ行きのバスに乗ったあとで。

 純子さんと祐子さんを、古い竹橋に案内するという話がまとまった。

 それを耳にした藤間さんが、「竹橋ってどこにあるんですか?」と訊いてきた。



 彼は5度目の滞在だから、当然、竹橋は何度か渡っている。

 今年の元日には、その橋のすぐ下で30頭に近い水牛が水浴びをしているシーンにも遭遇した。

「竹橋は、あれ一つしかありませんよ」

「ああ、世界遺産のことですね!」

「そうです、そうです」

 正確に言えば「勝手に世界遺産候補」なのだが、それで話が通じるのだから、わが竹橋も有名になったもんである。

      *

 中央部のねじれはますますひどくなっているが、前にも書いたように問題の箇所に広い板が敷かれて、ずいぶんと渡りやすくなった。







 純子さんも祐子さんも無事に渡り終えて、川添いの棚田の畦道へ。

 小さなカエル、タニシ、普通の赤とんぼ、羽の赤いオムコイ赤とんぼ(?)、その他のトンボと、棚田で暮らす主人公たちが次々と姿を見せてくれる。

 二人とも、畦道を歩くのは始めてだそうで、そのたびに嘆声があがる。

 そういえば、この二人、同い年だったんだよなあ。

 畦道沿いのところどころに、田植えのときに余った苗が放置されている。



 うわ、もったいない。

      *

 途中で、棚田に囲まれた作業小屋でひと休み。

 とりわけ純子さん、この素朴な作業小屋がことのほか気に入ったようだ。

「いいなあ、いいなあ。竹橋と作業小屋、すっかり気に入りました。あとでまた、ひとりで散歩に来ようかなあ」

 そういえば以前、チェンマイからやってきたオジさんゲスト4人組も、「ここに文庫本とビールを持って来て、一日中ゆっくりしたら最高だろうなあ」なんて言っていたっけ。

 そうだ、ついでだから、この作業小屋も「勝手に世界遺産候補」に指定しようかなあ。

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2 コメント

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作業小屋 世界遺産 (p-tak)
2016-08-22 16:28:03
作業小屋、いいですねえ。ぼくだったら一日空をみているかなあ、雨だったら「ぜんぜん違う」オムコイのそれを堪能すればよいし。

ときに純子さんはいつでも笑顔ですね。美しい笑顔は世界中に通用するパスポートですので、羨ましいです。
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勝手に世界遺産候補 (クンター)
2016-08-23 12:59:09
p-takさん

 では、正式に認定ということで(笑)
返信する

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