腰の調子が悪く、しばらくご無沙汰してしまった。
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さて、今月に入ってようやく村の稲刈りが始まった。
先鞭をつけたのは、隣家の太っちょ氏である。
なかなか天気が安定しなかったので、まずは実験台ということで、点在している中から一番狭い田んぼに村の衆が集まる。
午前中に一気に刈り取りを済ませて、午後からの天気の具合を眺めようという作戦である。
幸い、雲は多いものの夜になっても崩れることがなかった。
翌朝も、晴れ。
翌々調は、雲一つない素晴らしいオムコイ晴れ。
よし、これで大丈夫。
様子見をしていた村の衆が、一斉に稲刈りモードに突入した。
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近隣の衆や親戚連中が、話し合って日程を決めてゆく。
順繰りに手伝い合うのである。
新しい鎌、新しい麦わら帽子、新しい軍手を揃えて、わが家の稲刈り隊も臨戦態勢に入った。
わが家は田んぼは持っていないのだが、余剰米を譲ってもらうためには稲刈りを手伝うという決まりがあるのである。
そして、働きが良ければ良いほど譲ってもらえる米の量が増える。
といっても、腰痛がぶり返した私は全くの役立たずだ。
主力は、嫁のラーと次男のエッである。
従って、私は留守居役に徹し、銃後でお国、もといお家を守ることに専念する。
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とはいっても、実際にやることといえば、飯を炊いたり、簡単な料理を作ったり。
放し飼いの元気と雄太を取っ捕まえて、稲刈りの邪魔にならないよう鎖につないだり、家の中に閉じ込めたり。
つまり、あんまり大したことはしていないのである。
あるけれども、腰痛を抱えている身ではこれがなかなか大変な作業なのだ。
とりわけ、早朝に起き出してから稲刈り隊を送り出すまでは、まさに戦場のような騒ぎ。
なにせ、ウチには人の10倍くらい大騒ぎするご仁がいるからなあ。
そして、この騒ぎはあと2週間ほど続く。
まあ、せいぜいこれ以上腰が悪化しないように気をつけることとしよう。
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確かに、そうですね。私も初めて村に来たときは、少年時代を思い出してとても懐かしい感じがしました。いつかお会いできる日を楽しみに。
お返事が遅れて、申し訳ありません。村の稲刈りにご関心を寄せて下さり、なおかつ腰痛をご心配いただきありがとうございます。 腰は徐々に良くなっています。なお、サコンナコンさんには遅ればせながらお悔やみ申し上げます。
私の故郷では 「ゆい」と呼んでいました
昭和40年前半頃まで行っていた気がします
オムコイは昭和の匂いが残っています
番頭さんより少し若いおっさんです
一度行きたいと思います
田植え、稲刈り、その後の脱穀。
タイ全体が遅れている感じなのでしょうか?
ともあれ、腰痛を治してください。
子供の頃を思い出すのと、機会を使わないゆっくり流れる時間がいいです。
相変わらず、腰痛、大変なようですね。私の周りも腰痛持ちだらけです、なかなか治らないろ言っています。
TV放送していますが、腹横筋を鍛えなければがめなようですね、腹筋を鍛えても腰痛には役立たないそうです
お大事に。