室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

大阪・日帰り

2011-10-02 12:03:29 | 日記
大阪国際音楽コンクールの本線に出場されるトロンボーンの宮本幸博さんの伴奏で、大阪へ日帰りしました。


        前日に最後の合わせをした、宮本さんの先生・三枝慧美莉さんのお宅がある横浜のポートサイト・エリア。

        

        アートな雰囲気にあふれたお洒落な街です。


        

        毎日、こんな環境で過ごしたらカッコイイなー。



        さて、10月1日、朝10時登録を目指して、新横浜7:19 の新幹線で新大阪を目指します。


        

        新横浜駅ホームで、見たことのないような雲の塊を見ました。


        偶然、宮本さんと同じ車両で、いざ・・。

        


        雲がちのお天気なので、予想通り、富士山は見えませんでした。

        

 
        

        いつもなら見える地点なんですけどね・・。


        しかし、西へ行くにつれて好天となり、新大阪はまあまあの秋晴れでした。

        


        


        


        大きなビルの街にあるムラマツリサイタルホール。

        


        アートな空間を意識した建物でした。


        


ピアノ、弦楽器、管楽器、声楽、民族楽器、アーリーミュージック・・など、楽器の種類だけでなく、独奏、デュオ、アンサンブル、それが、アマチュア、専門家コース、と実に幅広いカテゴリーが設けられ、今年で12年目。韓国、台湾、タイからのエントリーもあり、ファイナル・ステージだけでこれだけの人数なので、予選参加者を入れると、相当な人数の参加者数なのでしょう。

『権威』を目的としてやっていた東京国際コンクールと違って、広い受け皿を持つことで、文化的な広がりを目標としているようです。

でも、聞こえた範囲では、上位に入賞されたフルートの方たちの水準は相当に高いようでした。ピアノや声楽は聴けなかったのですが、アマチュア・エクセレント・コースと言っても、容赦ない評価基準なんだと思いました。

それと、6位までに入賞された10人のうち、大半が在阪で、愛知1人、山口1人、東京からは2人でした。東京からの早朝参加は厳しいものがあるかな・・と思わなくもないです。それなりに前日入りして、ホテルや練習場を確保するところまで徹底すれば違うかもしれませんけどね。


宮本さんは、よく健闘されました。シュレックの難しいリズムの連続をずれることなく、落ち着いて吹かれました。残念ながら入賞に入りませんでしたが、「普段オーケストラでは、メロディを長く吹くことがないので、良い勉強になりました」と仰っていました。超マジメで、ストイック。同行した間、エスカレーターもエレベーターも一度も乗られず、せっせと歩いて行かれました。(もしかして、今日軽い筋肉痛なのは、そのせい?)

結果が出たので、お昼を食べて落ち着くことにしました。


        同じビルのイタリアンで『牛すじスパイシーカレー・ランチ』

        


        


        デザートも付いていました。

        

    
        


        帰りの新大阪ホームにお相撲さん?

        


        さあ、のぞみ号が来ました。

        


        


ホンットに日帰り・・できちゃうんですね。

札幌、三沢の日帰りもやった事ありますけど、あの時は飛行機でした。


        帰りの横浜駅で見かけた特別列車。東海道線のぼり線路でした。

        

        宴会列車?

家に着いたのは6時前。少し日が短くなってきたけど、まだ明るかったです。

しかし5時起きでしたから、さすがに眠くて、帰宅後は使い物になりませんでした・・。