今日はその第3回目の設立準備委員会だが、3回目とはいえ、はじめて出席した。しかし、内容を聞いてると、食育のイベントグループになりそう。あるいは、食育を普及しようとする団体といった方がいいかも?学会といいながら、学を究めようという雰囲気いまのところなし。今後できるのかも不安?小冊子を作ったり研究会はするらしいが、学会誌のレフリー制度も?だ。
話を聞いてる限りでは、農水省や厚生労働省、文部省の支援や、あるいは食育に感心のある企業からの協賛金の受け皿になりそうな雰囲気。
学会というので、異分野の学的体系を糾合をし、新たな学問、食育学を作るための組織かと思っていたが、学会と名うってても、「食育学」を構築する気概はなさそう。実際、活動内容からみれば、別に学会でなくても良かったのかもしれない。
学を作るには、基盤となる研究グループが必要。どうやら栄養士養成学(そんなのがあるのかわからないが)が基本のようなのだが、これで果たして中心的機能を担えるか?他の職業の方がたを糾合するにしても、「医者は関心がない」、「看護士は栄養士と対立している」など驚く発言。事実にしても、どうか。自分たちの居場所づくりにならなければいいが。
実際、食育は、一歩まちがうと、国が何で箸の上げ下ろしまで言いだすんだとなりかねないもの。メタボリック症候群などと同様の課題をはらむ。そこは慎重に扱わなければならない。せめて食育利権集団にならなければいいがと思う。
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