今日の一貫

昼は栗原市総合計画、夕方「あぶくま農学校(角田)」 イノベーターになるには信じなきゃ

昨日から、農村を歩き回っている。やはり外歩きは気持ちがいい。
今(23時40分か?)帰ってきたところ。

昼間は栗原市総合計画。夕方「あぶくま農学校(角田)」に行って来た。
暑い一日。夜は気持ちがいい。角田の駅で、夜風に吹かれてると、秋の臭が気持ちいい。

栗原市の総合計画、9月議会に出す予定だったのだが、市長からもっとじっくり作ってよしの指示があったという。いいことだ。
しかしその結果、大村虔一座長と、私、遊佐雅宣氏とで、起草委員会を作ることに。結局、草案を書く羽目に。
論点は幾つかあるが、ボランティアで作業をすることに。時間的なやりくりが少々大変になるが、このメンバーとの作業は楽しい。大村先生は、60代後半だがいたって元気。都市計画やら地域計画を専門にしてこられたので、ノウハウを勉強するチャンスだ。

その後、新幹線、あぶくま急行を乗り継いで角田市へ。30分以上早く着いたものの、なんと佐藤市長も早めに着いていた。農業公社の戦略会議と私が塾長をしている農業実践塾との合同会議。ここでは、「個の時代の産地づくり」をしていることを説明。なかなかイメージできない部分もあるが、菅野公社事務局長や面川副塾長のリーダーシップで、何とか実践までこぎ着けてきた。

いい話があった。角田産の農産物について、お取り寄せの問い合わせが結構あること。面川さんのラジオ深夜便での話や、催し物などが情報源という。しかしせっかくアクセスしてくれても、その窓口や出荷者が不明で、産地側の対応が不明確で、お客さんを逃がしてしまう、という。
こうした問い合わせに対応できる体制を築くだけでもだいぶ違ってくるのではないか。

個の時代は、一人一人のお客を大切にしていくことが基本。ニッチなのだ。ニッチをバカにしてはいけない、ちりも積もれば山となる。レストランなど、外食にしても自分の店のお客はこうした人々が支えているもの。客単価にもよるが、せいぜい千人もいればいいほど。不特定多数の人に知られるようになるのはそれからで、当初のお客が口コミで宣伝してくれるもの。不特定多数をねらうなら、またそれなりの戦略がある。

デンマークは、当初、自らの国民の畜産物だけを提供するニッチ戦略を構築し、それを海外戦略に適応させた。今や世界有数のグローバル戦略を作り上げている。
個の時代の戦略は、「目線のそろう人」達が自由に参入して改善していくこと。リナックスとウインドーズの例でお話しをしたが、分かってもらえかどうか。
49%の悪意と51%の善意があれば、51%の善意を信じよう。
49%に関しては無視だ。
やがてそれは20%対80%になるはずだ。信じなきゃ、新しいビジネスモデルは作れない。
イノベーターは、皆自分の経験や信念を信じることからはじまる。
普通の人は、人が成功したのを見てはじめて理解する。
だから地域に定着するには、スピードが大事なのです。
ちなみに私は後者普通の人だからイノベーターの話を聞くのがとても好きなのです
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「地域・地方 経営・起業」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2023年
2022年
人気記事