Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ ゴー・ナウ! / ムーディー・ブルース:1964年

2023年07月07日 07時24分36秒 | 1960年代の洋楽
【 Album Data 】
リリース:1965年7月22日
チャート:英国5位

多くの傑作アルバムを生み出しました!
ムーディー・ブルースは、1960年代の終わりから、1970年代の初めにかけて、メロトロンシンセサイザーなどの電子楽器を駆使したサウンドで数多くのアルバムをヒットさせました。

そのサウンドと詞の充実度は、レッド・ツェッペリンジミー・ペイジがインタビューで「真のプログレ・バンドと言えるのは、ピンク・フロイドとムーディー・ブルースだけだ」と答えたほど高いものでした。
僕自身も、その当時のアルバムを数多く持ってます・・・

デビュー当時は、ごく普通のR&Bのバンド!
そのアルバム・アーティストともプログレッシブ・ロックの草分け的存在とも言われるムーディー・ブルースですが、結成当時の初めから、そのようなグループだったかというと、そうではありませんでした。
デビュー当時は、ごく普通のR&Bのバンドで、その中心にいたのが、ポール・マッカートニービートルズ解散後に結成したWingsで長い間、相棒としていたデニー・レインでした。


【 Single Data 】
リリース:1964年11月
チャート:英国1位、米国10位

今日ご紹介するのは、デニーの在籍中のムーディー・ブルースが全英1位に送り込んだ曲の「Go Now!」です。
勿論、リード・ヴォーカルをとるのは、デニー・レインで、Paul McCartney & Wings をよくご存知の方にとってはお馴染みの曲といえるでしょう。
この曲は、Wings のコンサートでも演奏され、ライブ・アルバムの『Wings Over America』にも収録されています。
 【 Album Data 】
リリース:1976年12月10日
チャート:全英8位、Billboard 1位、オリコン4位

僕が、ムーディー・ブルースのアルバムを買い揃えていったのは、Wingsのメンバーの中に“元ムーディー・ブルースのメンバーのデニー・レイン”という紹介文を見たことが切っ掛けです。
しかし、買った大ヒットアルバムは全て、彼が脱退した後のもので、デニー・レイン在籍時のヒット曲「Go Now!」は、長い間、幻の1曲となっていました。
それだけにWingsのツアーの様子を収めた『Wings Over America』に収録されているのを見つけた時は凄く嬉しかったのをはっきりと記憶してます。


ゴー・ナウ! / ムーディー・ブルース
僕らはもう言ったよ・・・さよならって
だから、君はもう行かなくっちゃ
さっさと行ったほうがいいよ
さあ、行けよ
行くんだよ、今すぐ
さあ、行けってば

僕が泣いてるのを見ない内に
僕は君がこれからしようとしてることを
今、君から知らされたくないんだ
何回、言わせたら気が済むんだい?
ダーリン、愛しの人よ
僕は、まだ
君に夢中なんだ、今も

僕らはもう言っよ・・・じゃあなって
僕は君が去って行くのを見たくないんだ
Oh、さっさと行ってくれよ
さあ、行けよ
行くんだよ、今すぐ
さあ、行けってば

君は言おうともしないんだね?
本当はこんなふうに終わらせるのは嫌だって
だけど、ダーリン、愛しい人よ
僕の本音は君にいて欲しいってこと
君もわからなくはないだろ?
そうなんだよ

君は行かなきゃならないんだから
さっさと行ったほうがいいよ
さあ、行けよ
行くんだよ、今すぐ
さあ、行けってば

僕が泣いてるのを見ない内に
僕は君がこれからしようとしてることを
今、君から知らされたくないんだ
何回、言わせたら気が済むんだい?
ダーリン、愛しい人よ

僕は今でも気の事が好きなんだ
君に惚れてるのさ、今でもね
僕は君が去って行くのを見たくないんだ

だけど、ダーリン、
もう行ったほうがいいよ




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