”未来ギフト”

未来に伝える、アルバム・本づくり。
~ 想いをかたちにする ~
子供たちの未来への贈り物

小学校6年生は・・・

2013年11月30日 | Weblog
1998年9月に小学校6年生の女の子も入りました。

この子も忘れられない生徒の一人ですが、もう結婚してお母さんになっています。

開校当時は、今ほど教材も多くなく、ましてや子供向けもありませんでした。

WordやExcelの基礎、画像ソフトで立体的な絵の描き方を説明文を、読みながら教えたものでした。

その中で、いろいろな操作と、操作上の言葉などが後々になってそういうことだったのかと結びついていきました。

ここから、やっていることに無駄はないということを学びました。

浅く広くでいいから、たくさんのことをやっていれば、それがいつか理解力になって、いろいろな方向から考えるもとにもなることがわかり応用力になるのだと。

まだ、小学生でパソコン検定を受けさせるなんてことまで、考えられない時期でしたが、今考えるとそれが残念でなりません。

大人でも難しかった時代ですからね。

その前に私たちも、理解できていなかった部分が多かったのだと思います。


初めての小学生は3年生

2013年11月20日 | Weblog
1998年9月になって、初めて小学3年生の女の子が入ってきました。

お母さんと一緒に始めたのですが、理解力の違いから子供さん中心になりました。

アルファベットの名前さえもわからない子供に、タイピングソフトを使いながら指使いの基本から始めました。

やはり子供は覚えるのは早いもので、正しい指使いでキーを打てるようになりました。


しかし、今でこそ学校でローマ字は3年生から学んでいますが、このころはまだ4年生ですることでしたので、ローマ字の意味さえ分かりませんでした。

だから、文章を見てローマ字で入れることができなかったのです。

アルファベットを見ながらなら、いくらでも入力はできたのもですから、そこからローマ字を教えていくことにもなりました。

Excelのコメントを使いながら、ローマ字の一覧表を作り、アルファベットの組み合わせでどんな音になるかがわかるようにです。

この時も、本当にいろいろと工夫をするということを教えられました。

お家でも、お父さんがお風呂で教えてくれたりしていたようです。


今も小学校2年生から教えている子供たちも、タイピングの覚えはこのころよりずっと良くなっています。

やはり、パソコンが身近になったことが影響しているのでしょうね。

5・6年生と、年齢が上がると変な入力癖がついてしまっています。

早い時期の癖がつく前に、きちんと指導して正しい打ち方を学ばせることの必要性もわかるようになりました。


Mちゃんも、あれから15年。

20代の娘さんになっているので、きっと会ってもわからないでしょうね。

忘れられない生徒さんでした。

初めての入校者は中学生

2013年11月15日 | Weblog
1998年8月、正式開校をしました。

知り合いからの紹介で、初めて入った生徒さんは中学3年生、K君。

8月のこの時期になると、高校進学で本格的な入試勉強が始まる時期。

K君は、勉強よりもパソコンが大好きな少年だったようです。

私たちも、教室を始めたばかりで、本当にパソコンの基本用語や操作から、400円の薄いテキストでした。

それでも端的に、パソコンでできること、そしてこれからのネット社会に必要な知識や、情報モラルやセキュリティまで豊富な内容でした。

それから、ワードやエクセルも基礎だけだったような気がします。

パソコンの組み立ても体験させ、彼の興味は膨らんでいったのではないでしょうか。


K君は、おとなしくて無駄口をするような子ではありませんでしたが、何を思ったのか学校の勉強にも俄然やる気を出したのです。

来た当初のお母さんは、学校の勉強をしなくて困っていますとのことでしたが、高校入試の時には、とても良い成績だったようです。

私立高校からは特待生の話も出たようですが、近くの県立の工業高校に進学していきました。

進学して1か月ほど塾には通いましたが、やはり時間的に無理になってきて、その後会うことはありませんでした。


数年後、K君を知っている知り合いから、卒業後、東京に就職をしたと聞きました。

おとなしいけれど、しっかりと自分の信念を持っていたのだと思います。

だから、なんのために勉強するのかがわかったからこそ、好きなことを仕事にできるようにと考えたのだと思います。

あれから15年。

30代になった彼は、立派な青年になり頑張っていることでしょう。


私が担当ではなかったので、詳しいことはわかりませんがそんな思い出があります。

今来ている中学生のO君。

勉強は苦手だけど、パソコン大好きでプログラマーになりたいというので、K君の話をしたら、彼もまた影響を受けて学校の勉強も頑張るようになりました。

今、K君が行った学校に行くのを目標に、真剣に勉強を始めました。成績も上がったいるようです。

目標があれば、どんなことでも頑張れるんだということを、この中学生の子供たちから教わりました。

未来のために、今できることを精一杯する。

皆さんに幸運をつかんでほしいとの想いで、塾のマークを四つ葉のクローバーにしたのはまだ最近のことです。


記事掲載の再開のお知らせ

2013年11月13日 | Weblog
長いこと、このページを閉鎖しておりましたが、再開することとなりました。

池田パソコン塾も開校15年がたち、受講者の方の受講カルテの整理を始めました。

たくさんの方々の思い出がよみがえってくる中で、何かの形で残すことができたらと思いこのブログに書き込んでいこうと思っています。

長い時間の中で、私の記憶が消えないうちに綴ってみたいと思います。

どのように整理していくか、まだまだ模索中のため失礼があるかと思いますが、気長にお付き合いください。


15年前、1998年(平成10年)当塾設立者の「これからはパソコンの時代になる」との思いから、退職をし始めた塾です。

設立者は、早くから取り入れていた企業で、社員のパソコン研修を担当していました。

大勢の研修者と1日の長い時間を使ってのやり方では、使えるようにはならないとのことから独立をし、当初からマンツーマンの完全個別指導で始まりました。

開校当時は、パソコン自体が理解されずに、なかなか入校者もいなく大変苦労したことを覚えています。

その中で、会社にパソコンが入るということで、覚えなければならないという方々が少しずつ増えてきました。

windows95から98に変わったころで、まだパソコンを持っている方も少なく、とりあえず習いに来るという人が多かった時代です。

家で復習できなければ、いくら習っても覚えるまでにはならないと、少しずつ古いパソコンを練習用に貸し出しをしたものです。


当時の私は、インターネットを見るぐらいしか知らない、何もわからないままパソコン塾を手伝い始めたのでした。

手探りの状態で教える中、一人一人の生徒さんにたくさんのことを教わりながら、出会った方々に私たちは育てていただきました。


今日があることに、心より感謝いたします。




久しぶりに開いたこのページのアクセスランキングに、毎日のように数字がカウントされていました。

更新のないページを閲覧いただいた方々に感謝申し上げます。



池田パソコン塾