今日の郵便に、
毎日パソコンコンクールの案内が来ました。
主催 毎日新聞社 日本パソコン能力検定委員会
「正しい指使いを身につけて、学習やビジネスの道具として活用しましょう。」
個人部門と団体部門があります。
募集締め切りが平成18年6月30日(金)までとなっています。
池田塾としても、認定会場の申請を考えています。
インターネット環境のある方でしたら、参加が可能です。
上記のホームページより詳しい案内をご覧ください。
学生の方で学校で行なってほしいと考えている方も、先生に申請をお願いしてみてはいかがでしょう。
個人で参加もできますので、皆さんにどんどん参加していただきたいと思い掲載いたしました。
平成17年6月30日 都立高校の試験会場にて
平野秋一郎氏の感想
基本ができて、学びは進む
「毎日パソコン入力コンクール」の6月大会が行なわれた。毎日新聞社と日本パソコン能力検定委員会の主催で、キーボードからのパソコン入力の速さ、正確さを競い、IT活用の基礎力の育成を目指すという狙いで認定書も出す。
今までは参加者一人一人から参加費を取っていたが、入力は学習の基礎だから、なるべく多くの子どもたちが参加できるようにと、学校一括の参加制度を設けた。参加費は1校5,000円で何人でもOKなので、予算の厳しい公立校でも沢山の児童生徒の参加ができる。
東京都内の高校が一括参加したので、見に行った。高校1年生のクラス40人が挑んだ。はっきり言って、入力はけっこう遅い。女性徒に「その速さじゃ仕事で使えないな」といったら、にらまれた。でも、彼らもまもなく出て行く企業社会でパソコンは必需品。雨だれ入力では仕事にならない。
この高校に限らない。いろいろな学校を見てきたが、大体、キーボード入力は遅い。考えるスピードとの差がありすぎる。何かひらめいた時も、論理を追うときも、入力が遅ければ記録できないし、考えを深められない。文章を書いていても、キーを捜すのに気を取られていたら、アイディアがにしたていく逃げていく。小学校でも、入力や操作が遅かったり、操作手順がわからなくて、時間を無駄にしている子どもたちをずいぶん見た。私が押すべきキーや手順を教えてあげると、喜んで次の作業に入る。でも、ちょっとしたアドバイスがもらえないと、手を上げて、つまらなそうに先生が来るのを待っている。かわいそうだ。
教育の情報化の壁のひとつは「入力」だと思う。「読み書きパソコン」という言葉が一時はやったが、キーボード入力も基礎基本のひとつだと思う、九九や漢字、外国語を覚えたほうが学習が効率的になるのと変わらない。早く身につけたほうが良い。小学校3年か4年で訓練させてはどうかと思う、今の子どもたちは、パソコンには興味がなく、携帯電話のテンキーのほうが巧みに入力できると指摘する人もいるが、学校では現実にキーボードが主流なのだから、早い時期にきちっと教える、というよりは訓練すべきだと思う。
自分の言いたこと、したいことを機械に伝えられなければ、効率的な学習はできないし、学習を深めることもできない。子どもたちが自立的に学習し学びを深めるには、読み書き同様、入力の訓練にも力を入れるべきだと思う。
子どもに限らず、会社の中でも入力はやはり仕事の基本という考えをすべきです。
パソコンに向かって時間ばかりかかっていては、何をしているのかわからない。
本来の仕事をすることが、パソコンを見ているだけで一日が終わっていては困る。
池田塾では、ブラインドタッチができる指導をしています。
これは、年齢には関係ありません。
ただ、きちんとした指使いを守り、練習をした人だけが得られる技術なのです。多くの方が、基礎から学んでよかったといっていただいています。
ゲーム式でない、市販にない世界的に使われているタイピングソフトを使用しています。
さあ、あなたも憧れのブラインドタッチを学びましょう。