老いぼれ雑記

メインは素人の花の写真ですが、その他多数あり。
(山野草・旅行・風景・その他写真等)

利尻礼文島1-1

2006-01-14 | 大雪山・利尻礼文
大自然の姿を見せるサロベツ原野。北海道の最北端に広がる2万3000haもの広大な湿原は「利尻・礼文・サロベツ国立公園」に指定されています。湿原の中央に位置する原生花園では、初夏から秋にかけて、ツルコケモモやヒメシャクナゲ、鮮やかな黄色をしたエゾカンゾウや可憐な紫のエゾリンドウなど、約100種にも及ぶ湿原植物や花々が壮観。一面の花のじゅうたんが、訪れた旅人をやさしく包みこむことでしょう。(2002.6.13~6.16の間の写真)



2002.6.13 コバイケイソウ (小梅恵草) 2(サロベツ原野)ユリ科シュロソウ属。花期:6~8月。背丈:80~100cm。花は梅に似ています。しかし花びらは6弁で芽生えから花が付くまでに数年かかります。真ん中の穂のものは雌雄両性で、脇の穂は雄花で実はならない。数年に一度大満開になる。

2002.6.13 ハマナス (浜梨) 1(サロベツ原野)バラ科バラ属。花期:6~7月。
背丈:100~150cm。海岸の砂地に自生し、枝先に淡い紅色の5弁花を咲かせます。
果実は平たい球形で赤く熟し、食べることができます。(マウスオン)


利尻礼文島1-2

2006-01-14 | 大雪山・利尻礼文



2002.6.13 ワタスゲ(綿菅) とカンゾウ (サロベツ原野)カヤツリグサ科ワタスゲ属。花期:7~8月。背丈:30~50cm。白い綿帽子のような部分は花ではなく実です。本来の花は茶褐色で目立たない。

2002.6.13 エゾカンゾウ(蝦夷甘草)1(サロベツ原野)ユリ科。花期:6~8月。
背丈:50~70cm。カンゾウ(甘草)は葉がクセのない味がすることからか?
薬用植物の甘草(マメ科)とは異なる。別名のゼンテイカ(禅庭花)の由来は不明。
キスゲの由来は、葉が細長くてスゲの葉に似ていて黄色の花が咲くことから。(マウスオン)

利尻礼文島1-3

2006-01-14 | 大雪山・利尻礼文



2002.6.14 アマドコロ (甘野老) (利尻島)ユリ科アマドコロ属。花期:4~6月。背丈:30~60cm。根(地下茎)がヤマイモ科のトコロ(オニドコロ)に似ていて、食べると甘みがあることから、アマドコロの名がある。

2002.6.14 イワウメ(岩梅)(利尻島)イワウメ科イワウメ属。花期:7~8月。
背丈:2~5cm。高山帯の岩場に生える小さな花。葉の間から茎が飛び出し、梅に似た
花をたくさん付ける。茎は岩の間や地表をはってのび、マット上に広がる。(マウスオン)