アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(こんブ)の日常

最近見た映画

2022-01-27 10:13:19 | 日常
昨日は流石に日は出ないだろう・・・
そう思ってましたが、
13時をすぎると急に晴れてきました。

天気予報アプリ様、
疑ってごめんなさい。(^^;)

でも、8時現在の天気。
予報では「晴れ」となっていますが



これは・・・「曇り」じゃないかな〜。
(じきに予報通りの「晴れ」になると思いますけどね。)


さて、最近は話題作を3本見ました。

まず1本目はアマゾンプライムビデオにて
『愛すべき夫婦の秘密』
1950年代の大人気テレビ番組『アイ・ラブ・ルーシー』で
主人公を演じていたルシル・ボール。
彼女と夫の物語です。
もちろん私はタイムリーで見たことはないですが、
『ルーシー・ショー』というタイトルで日本語吹き替えされたこの番組を
確かケーブルテレビで十数年前に見ました。
本作でルーシーを演じるのはニコール・キッドマン。
ええ〜?全然イメージが違う気がするけど???
そう思ってましたが、いざ映画が始まると見事にルーシーになりきってました。
むしろニコール・キッドマンに見えないぐらいです。
さすがは女優さん!
映画の作りも非常に素晴らしく、
本作ではオープニングからず〜っと『アイ・ラブ・ルーシー』内の1エピソードに関して
ルーシーと監督との対立が描かれるんですが、
最後まで見ると全てが納得できる内容となってます。
『ルーシー・ショー』、また見たくなりました。
(もちろん、本作で描かれたエピソードもね。^^)

次の1本はアマゾン・Netflixの両方で配信中の
『ジュディ 虹の彼方に』
1935年の映画『オズの魔法使』で主演した、ジュディ・ガーランド。
彼女の晩年を描いた作品です。
晩年といっても、彼女は47歳で亡くなってるんですよね。
長女であるライザ・ミネリは、「母を殺したのはハリウッドだ」として
ニューヨークで葬儀を行ったそうです。
そんな彼女の晩年の話ですから・・・ちょっぴり切ない話でもあります。
主人公を見事に演じきったのはレネー・ゼルウィガー。
歌うシーンも全て吹き替えなし!
表情も含めて見事にジュディ・ガーランドになりきってます。
(ニコールさんも然りだけど、本当に役者さんってすごい!)
ハリウッドの闇もしっかりと描かれていて、
作品としても素晴らしい出来でした。

最後の1本はNetflixにて
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
『ピアノ・レッスン』でも有名なジェーン・カンピオン監督作品。
主演がベネディクト・カンバーバッチということでも話題の本作、
めちゃくちゃ地味で気が滅入りそうな物語なのに、
見れば見るほどどんどんのめり込んじゃいます。
登場するキャラクターたち、それぞれに気になることが山ほどあるのに
あえて深く語らせない。
でも、セリフのない部分でふと見せる役者の表情や背景描写を見ると
「本当はこの人って・・・」とつい想像を掻き立てられるんですよ〜。
そんなシーンがてんこ盛りなこともあって、
むしろ本編を見終えた後で、本筋以外の部分が気になって仕方なくなる。
う〜ん、こんな感覚になったのって久しぶりだなぁ。
既にいろんな映画賞を獲得していて、
本年度のアカデミー賞の作品賞でも有力候補と言われている本作。
どれだけたくさん賞を取っても、全く不思議はない傑作だと思います。
「映像の力」というものを実感できる、素晴らしい作品でした。
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