普天間！！！

しばらく文章を書く気がしなくてブランクがあいてしまいました。
毎日チェックをしてくれている約５００人のみなさん、ごめんなさい。

毎日、音楽を聴き、読書をし、映画をDVDで観賞することを続けていますが、来月９日のバンドのライブに向けてのベース弾きもちゃんとやっています。


さて、TVの報道番組・ワイドショーなどを見ていると毎日毎日「沖縄の米軍基地の移転問題」が騒然となっていることに多少のいらだちをおぼえるのです。

どうして話の基本が「移転」なのでしょうか？
日本国中どの都道府県でも自分の所に来られるのはいやなんですから、こんな前時代的なアメリカ軍の基地の存在なんか喜ぶ人はそうそういないということです。

「移転」の論議の前にどうして日本にアメリカ軍の基地を置くのか（置かれるのか）ということを論議することの方が先でしょう？

聞けばあるアジアの国（フィリピン？）などは基地に来てほしいと考えているそうですね。
そうなればアメリカは基地を使用する対価としてたくさんの金銭を払ってくれるからだそうです。
じゃぁ日本は？
と言えばその話と全く反対に日本政府がアメリカ軍に「思いやり予算」でたくさんのお金を払うのです。
そりゃアメリカにとっては手厚くお金の援助がもらえる夢のような話なんで日本に基地を置きたいですよね、決まってます！

今の世界情勢や現代の日本で、国内にアメリカ軍の基地を置くことが必要でしょうか？
国民の多くがやっかいもの扱いをしてるんじゃないですか？
沖縄の人たちは毎日爆音や環境破壊に苦しんでいるんじゃないですか？
日本の国を防衛するための軍隊、自衛隊はなんのために存在しているのでしょう？

だから論議すべきは「移転」ではなく「基地の存在」そのものを原点に立ち返って考えることなのです。

だいぶ以前から日本の政治は三流だとよく言われていますが、あまりにもひどい今の政治にいったいどんな希望の光を見いだせるのでしょうか。

日本に経済負担が大きく、環境的にも問題なアメリカ軍の基地はいらない。
高速道路料金は使う人だけが相応の負担をすればいい（受益者負担）。
これはシンプルでいいと思いませんか？

総理も優柔不断でリーダーシップのかけらもなく、さらに母親から莫大なカネをもらっておいて＜知らなかった＞と言い切る一般庶民感覚からは程遠いありように、怒りを通り越して涙が出ちゃいます。

政治家は新党作りがお好きのようですが、傍から見ればただ「沈む船から逃げ出すネズミ」にしか見えず、本当に国の行く末を考えているのかははなはだ疑問で、おそらくは自分の将来安泰ばかりを考えているにすぎないように思えるのです。


日本が心配です。

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５月９日、日曜日の夜なんで恐縮ですがライブに出ます。
セットリストの中の一曲には「この曲がちゃんとできたら長いバンド活動の中である種のピークを迎えられる」と思っている曲も入ってます。
初めてこの曲に出会ったときは、そのテクニックにあっけにとられて、手も足も出ませんでした。それがまだまだではありますが、最後まで演奏できるようになったということにある種の感慨をおぼえます。

ぜひライブにお越しください。

→てきふら第４９回ライブ