バンマスの独り言 (igakun-bass)

趣味と実践の音楽以外に日々感じる喜びや怒り、感動を記録するためのブログです。コメント大歓迎です!

熱しやすく冷めやすい日本人

2008年02月11日 | 社会・政治
僕が一番嫌いな日本人の国民性・・・熱しやすく冷めやすい・・・最近の報道でもうかがい知ることができるこのイヤらしさをどうにかしてもらいたいですよね。

今月6日に営業を再開した三重県の「赤福」には早朝から長蛇の列。
大阪の「船場吉兆」は予約でいっぱい。
北海道の「白い恋人」も売り切れ続出。

こんな話を聞いてはらわたが煮えくり返ったのは僕だけなんでしょうかね?

このような「偽」(去年の漢字)で消費者を裏切ったこれらの会社がまるで何事も無かったかのように「営業」を順調に再開できている。
国民の多くが彼らの詐欺のような行為に怒ったんじゃなかったの?

お上の行政処分(営業停止など)があったとはいえ、もう通常に戻ったの?
えっ?
こいつら、人をだまして商売してたんですよ!

なのにみんな、もう許しちゃったの? あの怒りを忘れたの?

昔ならお家断絶、おとりつぶし、財産没収になっても仕方ないんじゃないのでしょうか。
しかも上記の3法人は経営母体に何の変化もないのですよ。経営者は責任をほとんどとっていないじゃないですか! せいぜい女将さんがダンナの代わりに社長になった、という程度でしょ。
営業再開の時、ごったがえす来客にいったい彼らはどう思ったんでしょうかね。

意地悪い言い方をすれば、彼らは「ほくそえんだ」と思いますよ。

なぜ刑事罰が与えられなかったのでしょう。
事は詐欺であり、食の安全に対する重大な裏切りでしょう。

こんな低レベルの世相だから「偽」が巣くうんですよ!!!

営業再開に嬉々として買い物に来る人間が一番悪い。
これは絶対に言える。あんたらの価値観や道徳観というものを僕は心底疑いますよ。
卑しいよ!

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4 コメント

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喉もと過ぎれば・・ (くまじーじ)
2008-02-12 10:08:15
バンマスの言うとおり、偽装騒ぎが時とともに去ると元にもどってしまい、何事もなかったように営業している。 日本人は煮え湯呑まされても「ごめんなさい」の一言で許してしまう国民性なのでしょうか? 

ただの中小企業なら銀行取引停止で不渡り=倒産になるが、ブランド力がある企業に対しては銀行が窓口になり役員を送り込み多額の融資までしてしまい立ち直らせてしまう。 そこまでしなければならないほど銀行は融資先がないという事。

また、マスコミも偽装があった時はギャーギャー騒いで「これでは信頼回復には数年かかるでしょう」みたいな事言って実際は数ヶ月で営業再開できる手助けしている。 「営業再開した○○は開店前から長蛇の列です。 アッと言う間に売り切れてしまい製造が間に合わず、午前中にお店を閉めてしまいました。 こんなに売れるのになぜもっと製造しなかったのでしょうか?」 バカ言ってんじゃないよ! 死に体を生き返らせたのはテメーらマスコミだ。 今まで食べたことのない人まで行列する程TVであおっている。

土俵の得俵を広げておいて、食の安全に寄り切らせない。 ブランド>食の安全 の図式を作り上げて知らん顔してる。 事実を正確に伝えるのがマスコミ(媒体)のはず。 国民はもっと怒ってもいいのに「流行に乗り遅れてはまずい」みたいな風潮。

詐欺罪で刑事罰に賛成。 江戸時代から営業している老舗の経営責任者は市中引き回しの上、獄門・張付け。 役員は島流し。 「これにて一件落着」
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もらったら食べてしまう (ねこっち)
2008-02-12 11:20:31
市民から愛されてる×(もう食べれないかも!+話題になってる)=バカ売れ

。。。という方程式でしょうか

小さい頃、白い恋人を初めて食べたときは
「こんなにおいしい物があったんだ!」くらいの衝撃でした。
最近職場で白い恋人をもらったときには喜んでしまいました。。。
このお菓子、本当に愛されてるんですよね。
それなのに!愛されてるのをいいことに偽造した会社は許せないし、ミーハー気分で買おうとは思わないけど、このお菓子自体は好きなんです。。。
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怒りすぎなのかなぁ? (igakun@発行人)
2008-02-12 11:41:12
>くまじーじ さま

こんな話を耳にすると怒りたくなりますよね?

これら老舗には固定客も多く、偽装工作さえなければそれこそ上質の製品・サービスを提供してきたんでしょう。
でも信頼とはそんなにすぐに回復してはいけないものだと思うのです。
長年築き上げたものが「信頼」だとすれば、今、列に並ぶ客はそんなものおかまいなしの興味本位の人たち、であってほしいなぁ。
まぁゆっくりおやんなさいな、老舗殿。
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ハハハ、そうでしょうね。 (igakun@発行人)
2008-02-12 11:53:21
>ねこっち さま

乙女の微妙な気持ち・・・お察ししますよ(笑)。

赤福にしても白い恋人にしても確かに美味しいから、今まで成長してきたんですよね。
でも自分らの仕事に誇りをもつことを忘れた結果がこれなんです。 おごり、慢心、社内の緊張感の欠如、いろいろあったでしょう。
こういう時に自ら矢面(やおもて)に立って事の処理にあたるのが(ふだんは高給をとって楽してる)経営者の役目。
いざと言う時に責任も取れないのなら、平社員に降格されても文句は言えないです。

おいしい物にはめっぽう弱い?ねこっちさん。
もしもらったら喜んで食べましょう! ただ「偽」への怒りは忘れないでほしいと思いますが。

揺れる気持ちの告白、ありがとう!
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