バンマスの独り言 (igakun-bass)

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外国人男性座談会

2007年03月08日 | 社会・政治
ネットの記事で今日本に滞在している外国人男性の日本人女性に対する「ここが好き、ここがイヤ」をテーマにした座談会の模様の一部を興味深く読みました。

僕もアメリカ時代は現地に彼女がいたのでお互いの国の文化の違いと男女の考え方の違いに、時には驚き、時には面食らい、そして時にはショックを感じたものでした。

今回はその座談会のほんの一部を転載で紹介しておきます。


外国人男性座談会


参加者プロフィール

ティエリ 28歳、フランス人。フランスで知り合って付き合うことになった日本人の彼女の帰国がきっかけで2年前に来日。現在東京でSEとして活躍中。

ケリー 30歳、アメリカ人。5年前に来日、英会話の講師をしているときに知り合った日本人女性と4年間付き合い、今はフリー。日本在住歴がもっとも長い。

ジェレミー 32歳、アメリカ人。外資系企業のサラリーマンで、日本に来てまだ半年。日本人女性とはアメリカ在住時に1年つきあったことがある。

外国人男性たちは、いったい日本人女性をどのような目で見ているのだろうか。日本人女性との恋愛経験のある外国人男性3人に、日本人女性の良い点、悪い点や、外国人男性と付き合う際の注意点を赤裸々に語ってもらった。

第1部  日本人女性のここが好き

----皆さんは日本人女性とお付き合いした経験があるそうですが、どういう経緯でお付き合いすることになったんですか? 出会ったきっかけは?

ティエリ フランスに住んでいたときに友達に紹介されたんだ。何度かみんなで出かけたりしているうちに、ふたりで会うようになって、それから付き合うようになった。

ケリー 日本に来てすぐに、先に来日していた友達が紹介してくれた。その友達はいろんな国の人を紹介してくれたんだけど、その中に日本人がいて、それが彼女だったんだ。

ジェレミー 僕の場合も紹介。そのとき働いていたアメリカのバーに、友達が連れてきてくれたのがきっかけだよ。

----全員、誰かからの紹介なんですね。じゃあ別に始めから日本人の女性と付き合いたいと思っていたわけじゃなかったんだ。

ケリー もちろん。わざわざ付き合おうとしたわけじゃないよ。日本のマンガやゲームは好きだったけど、女性まではカバーしてなかった(笑)

ジェレミー 日本人、というかアジアの女性一般が魅力的だなぁって思ったのは、日本に来てからだな。日本にいる女性の大半はアジア人だから、そういう感覚になったんだろうけど(笑)

----日本人の女性と付き合ってみて、好感が持てた点や魅力的に思えた点はどんなところですか?

ティエリ すごくオープンマインドで、新しいものを経験したいという気持ちが強いところかな。僕の彼女はもともとフランスに留学に来ていたんだけど、日本人留学生の大半は女性だった。彼女たちはみんなアクティブに自分がやりたいと思うことをやっていて、そこにはすごく魅力を感じたし、僕が彼女に惹かれたのもそういう部分があったから。日本人女性のような元気さはフランス人女性にはないな。ヨーロッパの女性はあまり新しいことに挑戦したがらないんだよ。

ケリー アメリカ人もそうだよ。アメリカ人が海外に関心を持っていないことはよく知られているけど、例えば20代前半の女性で1年間海外で生活してみたいと思っているような女性はほとんどいない。東海岸から西海岸へ、とかはよくあるけどね。日本人女性の持っている国際的な考え方や興味の方向性は、とても魅力的だよね。

ティエリ まぁ、でももちろんそういったことは文化の違いに過ぎないと思うし、海外に関心を持っているとか、留学生が多いという意味では中国とかも同じだと思うんだけど、そういう文化をうまく糧にして、自分の好きなように自由に生きている日本人の女性はやっぱりいいなと思うよ。その国の言葉がよくわからなかったりしても、平気で行ってしまったりするし。

ジェレミー 僕が魅力的だと思っているところは、欠点と紙一重でもある部分なんだけど、日本人女性は付き合っている男性に対してものすごくエネルギーを注ぐよね。中には依存してしまう人もいるって聞く。そういうのって嬉しいなぁと思う反面、重いと感じるときもあるんだ。西洋文化圏の女性は付き合っている相手だけじゃなく、自分のキャリアや家族などといったものにも同じようにエネルギーを注ぐけど、日本人の女性は相手の男性がすべてって人が多い気がするなぁ。もうちょっとバランスが良ければ最高なんだけど(笑)

----三歩下がって男の後を……というような、日本でウケる女性像とはまったく違う、自立した部分に魅力を感じているわけですね。



第2部  日本人女性のここがイヤ

----では逆に、日本人女性ってイヤだなぁと思ったり、理解できないと思ったりするのはどんなときですか?

ジェレミー イヤっていうのとはちょっと違うけど、日本人の女性は話すときによく考えながら喋ってるなぁって思う。戦略的に言葉を選んでいるというか(笑)。アメリカの女性は感情的な人が多いから余計そう思うのかも。

ケリー 言葉を選ぶっていうことと関係あると思うんだけど、日本人の女性は自分がしてほしいことや、イヤなことがあってもはっきり言わない。何も言わないのに、考えていることを理解してもらいたがる。で、こっちが理解できないと怒る。

ジェレミー それができない男性はダメ男だって思うのは間違ってるよね!

----でもそれは相手を傷つけたくないという優しさの裏返しだったりするんですよ?

ティエリ 僕らはイエスもノーもはっきり言う文化で育ったから、僕らと付き合うときには心配しないで言ってほしい。別に傷ついたりしないから。僕はそれがコミュニケーションなんだと思ってる。

ケリー 日本人女性がイエス・ノーや好き嫌いをはっきり言ってくれないところに壁を感じることもあったよ。心に踏み込んでいけないという気がしたんだ。例えば僕がバナナを彼女にあげたとするよね。でも彼女が食べずに脇に置いたとする。そのときに何も言わなかったら、バナナが嫌いで食べないのか、それとも今は食べたくないだけなのかわからない。次に彼女にバナナを持ってきていいものかどうか悩んでしまう。まるで迷路の中にいるみたいだよ。

----日本人は好き・嫌いをはっきり言うのに慣れていないから正直、戸惑いもありますが、相手のためだと思えばはっきり言えるかもしれません。

ティエリ もちろん僕らのほうだって歩み寄らないといけないけどね。相手の女性はイエス・ノーをはっきり言わない文化で育ったんだって思えば、その上でこの人はどういうことを思っているんだろうって考えるようになる。

ケリー 大事なのはお互いのバックグラウンドが違うということを自覚して、理解しようとすることだと思う。

----わかりました。他に日本人の女性が外国人の男性と付き合うときに、こういうことを知っておいたほうが関係がうまく行く、というようなことはありますか?

ケリー うーん……外国人の男性とマジメに良い関係を築きたかったら、六本木には行くな、ってことぐらいかな(笑)。よくあそこで知り合った外国人とシリアスな関係になれないって嘆いてる日本人女性がいるけど、六本木で飲んでるような人と真剣に付き合おうと思うのが間違い!

ジェレミー 女性のほうも遊びたいと思っていくなら完璧な場所だけどね。

----じゃあ、マジメなお付き合いのできる外国人男性はどこで探せばいいんですか?

ジェレミー 英語のフリーペーパーに情報が載っているクラブやサークル、イベントに参加するのが良いと思う。自分が興味を持っているものを探し出して、積極的に顔を出してみたらいいんじゃないかな。日本にいる外国人はたいてい日本語が読めないから、情報源は大体そういう英語のフリーペーパーだったりするんだ。情報の元をつかんだら強いよね(笑)

----マジメなお付き合いの話が出たところでもう少しツッコんで聞きたいのですが、皆さんは結婚についてはどのように考えていますか? 例えば日本では30過ぎたら焦るべき、みたいな風潮があるのですが、そんなふうに基準となる年齢があったりするのでしょうか? 日本では女性は若ければ若いほど良いという考えがいまだに根強かったりもします。

ケリー 西洋の男性は相手がいくつかっていうより、自分の年齢が基準。自分の年齢よりもプラス・マイナスいくつかってことをまず考える。

ジェレミー うん。女性の年齢だけでどうのこうのってことはない。自分といろんな意味で近いかどうか。年齢もそうだし、人生の方向性にしてもそう。例えば僕は今、子供はまだいらないと思ってるけど、子供が早く欲しいっていう女性だったら、年齢的な条件がどんなに合ったとしても、やっぱり恋愛や結婚の対象にはならない。

----ちなみにプラス・マイナスいくつまでOKですか?

ティエリ 5歳ぐらいかな。それ以上は上でも下でも合わないと思う。

ケリー そうだね。そのぐらいの年齢だったら年下でも年上でもそんなに気にしない。自分とあまり違いを感じないライフスタイルを持っているということが重要だから。でもそれ以上だったら上でも下でも考えてしまうね。

*****


以上でネット記事からの転載を終わりますが、国際社会と言われて久しい現代においてもまだまだ我々日本人の大多数が日本人と結婚・恋愛をする社会ですよね。
でも外国人が日本人(今回は女性のみだったけれど)を見て感じる事を知るということは日本と諸外国との関係を勉強する意味でも、とても意義のあることではないでしょうか。

僕自身、昔は日本人的曖昧さでモノを表現したり、意見を言ったりしていました。
でもそれがちょっと海外に友人ができただけで変わったのでした。
たまに人から「好き嫌いが顔に出るね」とか言われます。「Yes,No」をはっきり言う事が多くなったのです。
この変化が日本人社会でどう思われるかは、ちょっと心配な部分もありますが、後々のトラブルが起こる可能性を考えると、日本人も「Yes,No」をはっきり言ったほうがよい時代になってきたように思えます。
日本人の美徳の一つである「つつしみ」と「曖昧」とを混同しないように心がけていきたいと思うのです。

諸外国の音楽やその歌詞を読んでみるだけでも、その文化や背景となる考え方の違いが分りますね。




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