バンマスの独り言 (igakun-bass)

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ただただ滑稽なばかりのツーショット・橋下&石原

2012年11月23日 | 社会・政治
橋下という「弁護士」は「行列のできる・・・」というバラエティ番組をチラ見してその名を初めて知った。

くだらない番組だったので見たのは数回の合計30分程度だったと思うが、その時からこの人(現・大阪市長)に同調できるものが無く、あまり好きなタイプではなかった。

そんな男が大阪府知事になり、大阪市長になり、古風な政策集団名「~維新の会」の代表にあれよあれよと言う間になった。僕などはこんなのを「大阪的ノリ」だと思っていた。大阪の人ってこういうパーソナリティが好きなんだなぁ、と失笑したものだ。

なかなか偉そうな政策を掲げていたこの集団・・・やがて国政へという期が熟した途端、衆議院が解散した。
既成政党にはない、いかにもキャッチーな、人心の興味を引くような数々の政策。
彼の語り口も人気になり多くの政治家を目指すシロウトもぜひ参加したいといって、もはや時代の寵児となった集団の代表になった橋下。

そんな風潮にするどく目を付けたのが、東京都知事の職務を途中で飽きて辞めていった日本二大老害の一人、その名を口にするのもおぞましい石原慎太郎だ。

この超保守派(超右派)で歳のわりに乱暴な考えを持つ確信犯的無責任男が「大阪のノリ」でカモフラージュしながら、維新の会に見事に合流してしまった。
そして挙句の果てにはみごと代表にまでなった。とにかくこの危険な男は日本の総理大臣になりたい一心で、暇つぶしに都知事などをやってその機をうかがっていたのだから腹が立つ。

結果、斬新なイメージがあった維新の会はものの見事にその輝き(僕は褒めていたわけではないが)を失ってしまった。
これは当然の帰結である。
橋下という若い人気者を利用して自らがステップアップしていきたいというどん欲なまでの石原の野望がいよいよあからさまに見えてきたというのが今現在である。

今まで維新の会を応援してきた人々は今、どう思っている事だろう。
「太陽の党」などと自らの著作に引っかけた薄っぺらな集団を立ち上げたと思ったら、多分それに愛情のかけらもなかったのだろう、わずか5日間でさっさとその名を捨て去った、このいい加減な老人になぜ維新の会はのっとられたのか?

来月の衆院選はゴミのような政党が乱立し、過去50年の政権の大きなツケを反省しようともしない
保守政党とそのツケをせっせと処理しながらも新しいことをやるまでの馬力が足りなかった現政権与党と以前は宗教組織力で独自の路線があったにもかかわらず古い体質の大政党と仲良くなってしまった三大政党の一つ、とが今後どのような独自色をもって有権者にアピールできるのかは、はなはだ???である。

橋下さん、(僕のパソコンでは登録をしない限りハシモトと打ってもこの苗字はでないので、今もハシシタとキーを押す)あなたの出した政策の数々が今トーン・ダウンしているのは、いったいどうした訳?
あなたのところに押しかけてきてあっという間に代表になっちゃったあの無責任男は、まさに古い自民党そのものなのですよ。

なんでそれが分からないかなぁ?

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