さてさて、ゆっくりとのんびりとブログ更新の見えない重圧にも責任にも背を向けて、ゆっくりと休ませてもらいました。その間の皆様の忍耐に深く感謝いたします。
大好きな6月に入りました。
僕は6月と11月が好きなんです。理由の説明はこのブログでも何度か折に触れて書きましたので省略しますが、みなさんの多くが「6月=ジメジメ=梅雨」と連想し、嫌いな季節と断じるのでしょうね。
近年の気候変動のせいか、この春の強風は半端じゃなく、雨もかなり降り、なんかおかしいな、と思うような天気が頻発しました。昨日今日だって北海道の異常な高温や6月上旬とは思えない猛暑日の発生など、はっきりと異常気象と言えると思います。
でも6月はいいです。この時期のけっして極端ではない湿気は女性のみなさん、お肌にはとてもいいでしょ?
カサカサしないでみずみずしいお肌ではないですか?冬の間指先にできていたひび割れなどいつのまにか消えてしまったんじゃないですか?
これ以上の湿気は勘弁ですが、この時期、ちょっと自然の中に身を置いてみませんか。
今、田んぼ(水田)がとてもいいです。植えられたばかりのイネがすくすくと伸びる頃です。
茶色のドロのなかにか細い緑がひょろひょろと風に揺られていたかと思うと今ではもう田んぼ一面が緑に覆われています。そしてその田んぼを囲む木々も新緑で光っています。
ぬるんだ田んぼの水の中には水生生物が元気に活動しています。
晴れた日にポッカリと浮かんだ白い積雲が水面に影を落としている様をのんびりと見るのは幸せの瞬間です。
見渡す限りに遠くまで広がる田んぼの畔に腰をおろしてあても無く視線をまどろませていると、またいつものようにいくつかの音楽が聞こえてくるようです。
そんなシーンに僕が思い出した音楽は日本の作曲家:芥川也寸志の「弦楽のための三楽章(トリプティーク)」の第二楽章(子守唄)でした。6分強のアンダンテ楽章ですが、そよ風に吹かれながらのんびりと緑の中にたたずむのにはとてもふさわしい音楽です。
第二楽章は4分15秒過ぎから(第一、第三楽章は飛ばしてもいいです)
(クリックで拡大)
また小雨(霧雨)が降る中、森や林を散策するのも格別です。弱い雨がいったん木々の葉に落ちて、それがさらに落下の勢いを落として散歩人の傘や身体の周囲にまとわりつくように包み込んでいく風情と湿気のある重めの空気に混じる木や土の匂い。ただしどしゃ降りはだめで、霧雨のようなごく弱い雨か、雨後一時間くらいの状況が最もいいのです。
この時に聴くとしたらブラームスの弦楽六重奏曲第1番の第2楽章でしょうね。
湿った雨の匂いがしてくるようです。
雨の森(イメージ)
少しロック寄りなアプローチで6月を楽しむならこのブログですでに紹介したこの曲が筆頭にあげられます。大好きな曲です。これもまた違う意味で六月という特殊な雰囲気をみごとに言葉と音楽で表現しています。
カルメン・マキ&OZ
「六月の詩」(参考:この曲が好き! vol. 6「六月の詩」 )
都会の片隅で
クチナシの花
とにかく六月が大好きです。
明け方のちょっとクールな空気と木の匂い。暑くも無く寒くも無く肌になじむゆるい風。
早起きのスズメのさえずり。空き地にかたまる寝ぼけ眼(まなこ)の名も知らない花。
一日が始まろうとするかすかな緊張感。
どこからか漂うクチナシの薫り。
今年の春も桜の時期を除き、けっこう荒天もあって、あっという間に過ぎ去りました。
厳しい夏を目前にして、さらなる心の平穏を願うばかりです。
大好きな6月に入りました。
僕は6月と11月が好きなんです。理由の説明はこのブログでも何度か折に触れて書きましたので省略しますが、みなさんの多くが「6月=ジメジメ=梅雨」と連想し、嫌いな季節と断じるのでしょうね。
近年の気候変動のせいか、この春の強風は半端じゃなく、雨もかなり降り、なんかおかしいな、と思うような天気が頻発しました。昨日今日だって北海道の異常な高温や6月上旬とは思えない猛暑日の発生など、はっきりと異常気象と言えると思います。
でも6月はいいです。この時期のけっして極端ではない湿気は女性のみなさん、お肌にはとてもいいでしょ?
カサカサしないでみずみずしいお肌ではないですか?冬の間指先にできていたひび割れなどいつのまにか消えてしまったんじゃないですか?
これ以上の湿気は勘弁ですが、この時期、ちょっと自然の中に身を置いてみませんか。
今、田んぼ(水田)がとてもいいです。植えられたばかりのイネがすくすくと伸びる頃です。
茶色のドロのなかにか細い緑がひょろひょろと風に揺られていたかと思うと今ではもう田んぼ一面が緑に覆われています。そしてその田んぼを囲む木々も新緑で光っています。
ぬるんだ田んぼの水の中には水生生物が元気に活動しています。
晴れた日にポッカリと浮かんだ白い積雲が水面に影を落としている様をのんびりと見るのは幸せの瞬間です。
見渡す限りに遠くまで広がる田んぼの畔に腰をおろしてあても無く視線をまどろませていると、またいつものようにいくつかの音楽が聞こえてくるようです。
そんなシーンに僕が思い出した音楽は日本の作曲家:芥川也寸志の「弦楽のための三楽章(トリプティーク)」の第二楽章(子守唄)でした。6分強のアンダンテ楽章ですが、そよ風に吹かれながらのんびりと緑の中にたたずむのにはとてもふさわしい音楽です。
第二楽章は4分15秒過ぎから(第一、第三楽章は飛ばしてもいいです)
(クリックで拡大)
また小雨(霧雨)が降る中、森や林を散策するのも格別です。弱い雨がいったん木々の葉に落ちて、それがさらに落下の勢いを落として散歩人の傘や身体の周囲にまとわりつくように包み込んでいく風情と湿気のある重めの空気に混じる木や土の匂い。ただしどしゃ降りはだめで、霧雨のようなごく弱い雨か、雨後一時間くらいの状況が最もいいのです。
この時に聴くとしたらブラームスの弦楽六重奏曲第1番の第2楽章でしょうね。
湿った雨の匂いがしてくるようです。
雨の森(イメージ)
少しロック寄りなアプローチで6月を楽しむならこのブログですでに紹介したこの曲が筆頭にあげられます。大好きな曲です。これもまた違う意味で六月という特殊な雰囲気をみごとに言葉と音楽で表現しています。
カルメン・マキ&OZ
「六月の詩」(参考:この曲が好き! vol. 6「六月の詩」 )
都会の片隅で
クチナシの花
とにかく六月が大好きです。
明け方のちょっとクールな空気と木の匂い。暑くも無く寒くも無く肌になじむゆるい風。
早起きのスズメのさえずり。空き地にかたまる寝ぼけ眼(まなこ)の名も知らない花。
一日が始まろうとするかすかな緊張感。
どこからか漂うクチナシの薫り。
今年の春も桜の時期を除き、けっこう荒天もあって、あっという間に過ぎ去りました。
厳しい夏を目前にして、さらなる心の平穏を願うばかりです。
アジサイが美しい季節になりましたね
私も6月は結構すきです。
空のグレーとアジサイの青、みずみずしい緑色。
自然の色合いが割と大人っぽくて
肌や髪の調子、確かにいいですね
天然エステ状態ですよ(笑)
湿度が香りを届けるのか、草木の香りもほんのりと、なんだか優しい感じに香る気がします。
今から 田んぼあたりをお散歩してきます
ご無沙汰でした!
大雨の夜、どこぞのバーの近くで情けないことがあったようで・・・一夜明けても相変わらずの雨、雨、雨。
モーツァルトはもっと元気な時でもいいのでは?
元気を出して、明日からまた仕事だ!
PS.
バンドはどうなった? ウチはドラマーが交代したよ。
ねこっちさんの地域も記録的な大雨という感じでしょうか?
田んぼはどうでしたか? これだけ雨が降ると・・・昨日あたりは通りがかった田んぼは満水状態でした・・・ちょっとその風情が失われるのではないかと気になりました。
アジサイは大好きな植物です。おっしゃるとおりグレーの空がお似合いでしょう。大人の季節ってあるのかも?
香りは湿度が高いと遠くまで届き、よく香るものです。香りの元に鼻を近づけるよりもどこからか香ってくる、っていうのがいいですよね。
雨の匂いもいいですよね、いかがです?