徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

美智子妃殿下がよく聞かれていたという新美南吉氏の童話『でんでんむしのかなしみ』を読んで

2019-03-31 21:19:53 | 本と雑誌
昨日の夜のNHKの番組で皇后美智子様のことが大きく取り上げられていた。
美智子様は大変な美人でスポーツも得意でとても優しい。
3人の子どもを産み、自分の手で育て、天皇陛下を支えられてきた。
そのことが非常によくわかる番組だった。

そして、その中でタイトルの童話の名前が紹介されていた。
そして、美智子様はこの童話を「嫌いではない」という言い方だったと思うが、紹介されていた。
新美南吉氏と言えば、『ごん狐』や『手袋買いに』などで有名だが、このタイトルの童話は今まで読んだことがなかったので、ネットの青空文庫で読んでみた。

この童話は非常に短くて簡潔である。(青空文庫では全てカタカナ表記だった。)
内容は直接読んでいただくとして、私の感想のみを書かせていただくと、

「ある一匹のデンデンムシの背中の殻につまったかなしみ」とはなんだろう?

それは、読まれた人がそれぞれ違うことを想像すると思うが、

私には、まず、「大変な仕事のつらさ」のように受け止められた。(仕事以外でも、泣きたいような時がそれに当たると思います)

そして、そのデンデンムシが友達に相談するわけだが、その回答がすばらしい。

どうなったかは、お読み下さい。





「かなしみ」をこらえて生きるという壮大なテーマに驚きます。

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