ＮＨＫ金曜２２時からのドラマ「透明なゆりかご」は秀逸

昨夜放送していたこの番組
予告編はこれ。本物はＮＨＫオンデマンドでご覧ください。
https://www.nhk.or.jp/drama10/yurikago/html_yurikago_story_04.html


あらすじ的な導入部分は予告編に書いてあるとおりです。
出産を終えて、喜んでいた夫婦に突然の悲劇。
実は、母親が亡くなるのです。
うそー！と叫びたくなります。
実際に夫は絶叫！！！
出産させてくれた医者を裁判で訴えると言い出します。
その産婦人科の評判は落ちて、次々と妊婦が去って行きます。

でも、主人公や婦長さんたちは立ち向かいます。

やがて、裁判に訴えると言っていた夫も考えを変えていくことになります。

と書くと、ハッピーエンド的に受けとられるかもわかりませんが、
実際の夫は首をくくりたくなる心境です。

そうした、登場人物の心の機微を見事に表現してある作品だと思います。

前回は、盲腸の手術を受けた夫が、麻酔が原因とかで植物人間状態になるが、
その夫の死の直前に子どもを出産した妻の話でした。
死の直前に流した一筋の涙が妻と夫とその子どもをつないでくれていました。

どうも、これらの物語は、劇画でヒットした作品を脚本したようで、ドキュメンタリーのようです。


こうした、滅多に起こらないようなことが実際には起こるのが現実です。怖いです。


そう考えると、二度の大手術をして生きている自分は「本当に有り難い」と思います。