今日の21時からNHKでやっていた特集はこれからの世界にとって、非常に重要な問題提起であった。
自分なりに感じたことを書いておきたい。(かなり番組とずれているかも?)
1 中国やインドネシアでは、経済成長のために安い燃料である石炭を大量に使っている。そのため、CO2が増加し、地球温暖化し、中国では大気汚染が深刻。インドネシアでは陸地の水没が心配。
2 インドネシアではこれからも石炭中心で行こうとしているが、中国では大気汚染の悪化のため石油に切り替えようとしている。(それか海底油田へ結びつき、隣国との衝突につながっているらしい)
3 先進国と言われる地域を中心に世界では原発を推進しているが、核燃料廃棄物の処理が大きな問題。原則は、自国内処理だが、危険なため反対で処理場が作れない。
そのため、モンゴルやノルウェーの西の海上に全世界の核廃棄物の処分場を作ろうとする動きがあるらしい。
4 そうなると、残るのは自然エネルギーだが、いずれも、コスト高で現在の発電量を維持できるはどではない。(このあたりは想像)
5 ここで、人類の英知が試される。
①コストは2倍になるが、石炭でCO2がほとんど出ないようにする。
②原発の核の半減期を中性子を使って短くする。
などの方法が試されているらしい。
しかし、もっとすごい「イノベーション」が出ないと難しそうに思った。
どうすれば、いいのか。生活水準を下げるしかないのか。
番組の最後で「羊の知恵」をモンゴルの女性が語っていた。
羊は草を食べるが、来年また、草が生えてくるように決して根まで掘らない。表面だけ食べる。そう、今までの人類はそうであったのに、この100年の間にまったく変わってしまったなあとつくづく思う。
でも、今なら、まだ間に合うはず??!!!