徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

「旅立ちの日に」(小嶋登作詞・坂本浩美作曲)と「氣力」

2016-04-29 16:55:00 | 音楽
アフフィー・谷村新司・AKB48他「旅立ちの日に」LIVE 春の名曲100選


もう、卒業式のシーズンははるか前に終わった。そして、入学式のシーズンも。

だが、なぜAKB世代では定番で、全国の中学の卒業式で一番よく歌われているこの曲を
引用したのか?

それは、この曲が昨日やっと読み終えた「フルスイング」の中に出てきたからである。

「フルスイング」については、私のブログにもう2度登場しているが、もう一度紹介しておく

と、2008年にNHKで放送された土曜ドラマのことで、主役は高橋克美演じる高林先生(実

際のモデルは伝説の野球コーチ高畠導宏(たかばたけ みちひろ)氏)

私が、読み終えたのはこのドラマを百瀬しのぶさんが小説にしたものだ。

この主人公、3年B組金八先生のように正面から生徒(高校3年)を受け止め、指導していく。

そして、わずか1年で、みんなに慕われるようになる。

だが、膵臓癌に襲われ、わずか1ヶ月ほどの闘病の後、亡くなるという悲しい話だ。

しかし、全部で6話あるこの話は実に面白い。

ドラマの時もそうだったが、文庫本でも楽しめる。

なんせ、キャラが実にいいのだ。


クイズ:高林先生は最期の授業で一体何を教えたか?

黒板に書いた字は「氣力」!!!

そして、生徒全員の数だけ「フルスイング」してエールを送ったのだ!

小説だが、その舞台となった学校では剣道部の胴着や野球部のユニフォームに

「氣力」の2文字が縫い込まれているのだとか。


この歌は、その卒業式にみんなが歌う歌。

「このひろい大空に夢をたくして」飛び立つのだ。

空からは高林先生が見ている。

なお、このドラマの主題歌は夏川りみさんの「あの花のように」という曲だが、

youtubeでは見られなかったのが残念である。

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