徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

サッカーレジェンドの中田英寿さんの『に・ほ・ん・も・の』を読んで

2019-02-19 21:29:13 | 本と雑誌
もう、かなり前になるが、サッカーの「ヒデ」として有名な中田英寿さんが日本全国を旅行したことを本にまとめたという新聞の記事を読み、図書館にリクエストして借りることにした。

この本は、去年12月6日に発行されたばかりで、まっさらだった。
表紙はこのタイトルと著者名だけが書かれており、「」だけが赤色で印刷されている。
「日本物」と「本物」をかけてのことだろう。

裏表紙には、この本が紹介している
1 わざ     9人
2 ごちそう  10店
3 おもてなし 10旅館・ホテル
4 にほんしゅ 2店+10銘柄
5 おみやげ  10品

が一覧で掲載されている。

ここで、その内容を紹介することはできないが、写真が抜群にきれいで、文章も洗練されている。

時間がなければ、見るだけでも価値があると思う。

中田さんが選んだミシュラン全国版と言っていいと思う。

この中には嬉しいことに、前に(2018.12.30付けマイブログ)紹介させていただいた、三重県名張市の木屋正(きやしょう)酒造のことが大きく取り上げられ、「而今」(じこん)のことが「凝縮された甘みとキレ」として紹介されている。
ますます、飲みたくなってくる。

この本には、色々な分野の超一流の職人が出てくる。
その人たちは、それぞれの分野で今までできなかったような物・サービスを提供しようとするパイオニアだ。
そこが、中田さんの心を感動させて揺さぶるのだろう。
一言で言えば、本文に出てくる「シンプルな豊かさ」とでも言う物か?

ここに出てくる旅館や料理は無理でも、お酒やおみやげなら手が届くか?
(例として、この「あんぱん」のためだけに岩手県花巻市に行っても惜しくないという生クリームあんぱん(1個216円)も紹介されていた)

知っておいて、行きたい・食べたい目標にするのが丁度良い本だと思った。

それにしても、ここまで素晴らしい本の出来に、中田さんが一人でされたのか?と思って
本の「あとがき」の後ろをみると、
写真は6人の写真家、文章は5人の執筆者がいて、中田さんは監修という立場とのこと。

でも、中田さんはこの本を書くに当たり、足かけ6年半、走行距離は20万km、会った人・場所は2000以上とのことで、文章の中でかなりコメントされている。


ああ、自分もこんな旅がしてみたいなあ!と思う。
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