明日から始まるWC。この前、やっていた番組で私の印象に残った部分を書き留めておきたい。詳しくは、NHKオンデマンドで。
「ミッション・インポッシブルですよ」!?!
俺は、奇跡なんか信じない。奇跡ではなくて、自分の行動による必然だから。
ACミランの10番。それは誰でもができるということではない。それが楽しみ。
2年前につきつけられた課題。それはバテ。
「課題はまだまだ伸びる証」
体力をつけ、次は集中力。
「ゴールポストに3本連続して当てる。213本蹴ってやっと達成」
「もうだめだと絶対に言うな」
大雨の中、子どもたちに練習して教えてあげる本田。
「やれよ、がんばれよ、やれるぞ、おまえらの年齢やったら。夢を大きく持てよ。」
こんなに本田選手から言われたら、どんなにその子は嬉しいだろう。
足首と太もものけが。
「凡人なんですよ。凡人がメッシやクリチアーノと張り合おうとすると鬱ですよ」
「それくらいぎりぎりの所で戦っている」
FIFA予選オーストラリア戦では「あの強烈な左足でのペナルティキック」
だが、コンフェデ杯での敗戦。ブラジルに0-3。イタリアにも3-4。
「困難を楽しむ」「目いっぱい生きる」
イタリア戦でのバテない本田がACミランのスカウトの目にとまる。
課題を克服したベルギー戦での強烈な「右足のシュート」
批判されたくなければ、行動しないことが一番。しかし、僕はそうではない。
あえて、背番号10番を求めた。
「限界を作るな。一歩先へ、一歩先へ」
自らを厳しい環境に置くことで進化を遂げた本田。
23歳でロシアへ移籍。
日本人離れした体の強さを手に入れた。
「目標が明確に定まっていてプロだと感じました」と女性キャスター。
今27歳。
「ミッション・インポッシブル」にわくわくしている。
しかし、ACミランの10番に「惜しかった」は許されない。
「結果が全て」
「個を持ってブレずにやっていけば、自ずと結果はついてくる」
だが、ぎりぎりの所で呼吸が合わない。
歓迎ムードから一転逆風が吹き荒れていた。
リーグ戦2試合を終えてノーゴール、ノーアシスト。
「努力は裏切らないと信じて今日までやってきたが、…」
「弱い自分を打ち負かせるか」
毎日、弱い自分と向き合って、強い信念がちょっとずつ太くなってくる。
しかし、現実はブーイングの嵐。
それでも、本田は崖っぷちで生き残る。2度目のコーナーキックでアシスト。
「一番大事なことはミスすることを恐れないということ」
ああ、こいつはすごい。
何がすごいって?
メンタルの強さだ!!
いつも、挑戦しつづけている。いつも、上を向いている。いつも、自分を信じてる。
自分はもっとやれる。
有言実行の男。エースの覚悟。
「自分が決めた目標を信じているか」
未来は誰もわからない中で、どれだけ、自分を信じてあげられるか。
「まさか」と言わせたい。
もがき苦しむ。
人間、追い詰められたら、死にものぐるいで頑張るものですよ。
ACミランでは期待は失望となりブーイングを受ける。
でも、これは「想定内」と言う本田。
まだ、結果は出ていないが、プロセスは日に日に上がっている。
不安はない。手応えはある。
1つだけ「想定外」だったのは、メディアからの痛烈な批判。
でも、その記事を聞かされて、ちょっと嬉しい面がある?期待されてなかったら、批判されない。
まず、本田はチームに溶け込めていない。
最初は英語。でも、すぐにイタリア語を学んだ。レッスンは最大週4日。
海外の人はプロセスよりも結果(ゴール)が大事。
その理由は監督交代によるポジションの交替。トップ下→右サイド。
トップ下はカカに。
他の球団に変わりたかったが、「責任」がそうはさせなかった。
なぜ、右サイド?と監督にせまる。
「力み」は自然現象。
簡単なゴールチャンスを逃がした時も、笑ってた?本当?
ジェノア戦での初ゴール。追い込まれたら、人間死にものぐるいで戦う。
水の中に放り込まれたら、泳いだことのない動物でも泳げる。
「毎日が修行だ」駆け出しの本田は言っていた。
「過去は変えられないけれど、未来は変えられる」
最大のライバルは3つ年上の兄。
ガンバ大阪ジュニアユース。当時は、すぐい選手になるとは思われなかった。
でも、すごい努力家で負けず嫌い。
小学生の時の作文
「世界一の選手になるには、世界一の練習をしないとだめだ」
大阪での挫折から石川の星陵高校へ。
それから名古屋グランパス。当時中心選手のウェズレイに怒った本田。
21歳でオランダ。24歳でロシアへ。
「この世に天才なんか、ほぼ、いない」
「才能の差は若干あるが、ライオンや馬ほどの差は人間同士にない」
「その差が大きいと見るかどうかは自分次第。夢がかなわないのは、自分があきらめるから。」
「大きな夢を持てと言う。」
「かなうかどうかは本人次第」
「頑張るつもりがないなら夢はかなうはずがない」
「やれることは、今日からやりなさい」
せっかく、ゴールを決めたのに、左足首の捻挫。でもそんなのは、石ころにけとまづいたくらい。
イタリアでの評価は、あのゴールですごく上向きに。
カカやバロテッリを抜いてやると考えている。
ミラノダービー。インテルには長友。
プロフェッショナルとは、
「自分がしている仕事に対して真摯であること。
すなわち、一生懸命であること。まじめであること。」