徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

ノーベル生理学・医学賞を受賞された本庶佑氏の「目は鋭い」

2018-10-06 20:49:29 | 日記・エッセイ・コラム
もうかなり古い話題になるが、このニュースについて一言書いておこうと思う。

それは、氏の「目のつけどころ」と「たゆまぬ努力」による受賞ということだ。

これ以降は、私の感想で実態と間違っているかもしれませんので、よーくお調べください。

今までの抗がん剤は、免疫療法とは違い、がん細胞を攻撃するために正常な細胞も攻撃する薬であった。そのため、副作用が大きいし、完全に治癒するのは困難である。

しかし、ふつうの状態でも毎日5000個のがん細胞ができると言われているが、これを攻撃するのは免疫細胞である。
この力をなんとかできないかと氏は考えられたのでは?
そして、ついにがん細胞が免疫細胞の攻撃から防御している物質をつきとめ、その防御をやめさせる薬(オプジーボ)の開発(当然製薬会社との連携)に成功したということではないか?と思う。

だから、「逆転の発想」だったのだと思う。
それゆえ、「教科書を鵜呑みにしてはいけない」とか「サイエンスやネイチャーの記事も後から見ると1割くらいしかものになっていない」みたいな強烈な言葉が出てくる。

確かに、氏の写真や映像から見る「目の鋭さ」は凄いと思う。
獲物を捕らえる前のワシやタカのように見えるのは私だけだろうか?

そして、ある疑問から具体的に課題を設定して解決するまでの果てしない道のりを歩まれた業績に感服する。

ただ、オプジーボという薬はかなり高価とのことであり、どういった人にどれくらいの期間保険適用するかというのはこれまた難問である。
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