徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

少女にジャケットをあげた近江屋さんの勇気に感動!

2014-10-22 21:47:09 | ニュース
御嶽山の噴火から1ヶ月。
NHKニュースWEBによると、

御嶽山の噴火で亡くなった横浜市の会社員の男性の両親に、22日午前、遺品の登山用ジャケットが届けられました。
ジャケットは、男性が噴火のあと岩陰に身を隠した際、その場に居合わせた愛知県豊田市の小学5年生の女の子に着せてあげたものでした。

このジャケットは、横浜市中区の会社員、近江屋洋さん(26)が御嶽山に会社の同僚と登った際に持っていたもので、22日午前、長野県警の関係者から横浜市栄区に住む両親のもとに届けられました。
警察によりますと、このジャケットは近江屋さんが噴火のあと山頂近くの御嶽神社付近の岩陰に身を隠した際、その場に居合わせた愛知県豊田市の小学5年生、長山照利さん(11)に貸したものでした。
警察などによりますと、当時、岩陰には近江屋さん、照利さんと別の女性の3人がいたということで、足にけがをしていた照利さんが「寒い、寒い」と訴えたと言います。
近江屋さんは自分のリュックサックからジャケット2枚を取り出し、「これをその子に着させてあげてください」と言って女性に手渡したということです。
このとき、近江屋さんは照利さんの傷の手当てもしたということです。
岩陰にはほかの登山者たちも入れ代わり立ち代わり身を寄せ、混乱のなか、3人は噴石から逃れようとばらばらに避難しました。
その後、近江屋さんは山頂から数百メートル北側の一ノ池付近で、照利さんはさらに北側の二ノ池付近の登山道で見つかりました。
2人と岩陰で居合わせた女性はけがをしたもののなんとか下山したということです。
ジャケットを受け取った近江屋さんの父親は、「切迫した状況のなかで息子が女の子を守ってあげようとした勇気を褒めてあげたい。2人とも生還できなかったことは残念でなりません」と話していました。
死亡が確認された横浜市中区の近江屋洋さん(26)は大手損害保険会社に勤めていました。
会社によりますと、近江屋さんは会社の有志で作る登山サークルに所属していて、御嶽山には同僚など合わせて9人のグループで訪れていました。
9人のうち3人は無事でしたが、近江屋さんを含めた5人の死亡がこれまでに確認され、1人の行方が分かっていません。
.

長山照利さんの父「感謝のことばしかない」

長山照利さんの父親の幸嗣さん(44)は、近江屋さんが寒そうにしていた娘にジャケットを貸してくれたことについて、「娘のことを思いやってくださり、感謝のことばしかありません。臆病な娘で、噴火のあとは怖かったと思いますが、近江屋さんが近くにいてくださったことで安心できたと思います」と話しました。


近江屋さんの父親がコメントを発表

近江屋さんの遺品のジャケットを受け取った父親は、報道関係者に宛てて以下のコメントを発表しました。
「本日、長野県警よりジャンパーを返していただき、息子の物に間違いないと確認しました。切迫した状態のなかで、息子が女の子を守ってあげようとした勇気を褒めてあげたい。ただ、特別のことをしたわけではないと思います。目の前にけがをした子がいれば、誰であっても同じことをすると思います。でも、2人とも生還出来なかったことは、本当に残念で、残念でなりません。状況を知るほど悲しみは増します。噴火から4週間近くたちますが、なぜあの日に、なぜあの時間に、なぜあの山で等々、まだまだ息子の死を受け入れることができないでおり、気持ちの整理もついておりません。どうか、このような心情をご理解いただきたく、よろしくお願いいたします」。

この記事を読んで、本当に近江屋さんの行動は「勇気ある行動」だと言えると思いました。
自分の生死を顧みずに、目の前の少女を助けることができるでしょうか?(自分の子どもなら別です)
本当に、ご冥福をお祈り致します。

別の記事で、「御嶽山の噴火で生死を分けたもの」というタイトルに気を引かれて読んだが、その答えは
「運」ということでした

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