初めての塩原温泉

　出不精な大学生の娘が「旅行をしたい」などと言うので、外の空気に触れさせるためにも小旅行を企画。安くて良い温泉と評判の宿を見つけたので、塩原温泉に１泊旅行した。
　１２月２３日（日）高崎を１０時発。那須に泊まりがけで出かけるならと、東北道を矢板で降りて、大田原市湯津上の隠れた旧跡「那須国造碑」へ。国宝なのに神社の神体を理由に非公開。長い講釈と高い拝観料を求められたので、御朱印だけもらって終わりにした。いつも訪れる那須ガーデンアウトレットへ。さすが高原で、日が陰ると急に冷え込んだので、この日の宿「静観荘古山」へ。素泊まりだが１名２５００円程度で泊まれる。実際行ってみると建物は古いが、眺めがよく広い部屋と長く浸かっていられ、よく温まる温泉があり、お得感いっぱい。
　フロントで紹介してもらった宿の目の前の「妙雲寺」の竹取物語なるライトアップのオープニングイベントに行ってみた。思いがけず甘酒と豚汁をごちそうになった上に、くじにも当たってなんと宿泊料に５０００円の補助。我が家の場合は実質半額となった！
　塩原に行くなら名物「スープ入りやきそば」と「とて焼き」を食べてみたいと思っていた。よくリサーチすれば、宿の真ん前に「水車」という有名店があったのだが、知らずに寿司を食す。翌朝、早朝からやっている菓子屋の「とて焼き」は食べられたが、時間的に間に合わない「やきそば」の方はあきらめ、帰途、宇都宮餃子をインターおりてすぐの店で食べた。