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今日の読書

2018-09-29 13:23:01 | 今日の読書
村山治・松本正・小俣一平著、田中角栄を逮捕した男 吉永祐介と 特捜検察「栄光」の裏側

この本に関して小山昇曰く、『物事は狭く深くやらないと達成しない。』『裁判の概念が変わった。』僕が今まで出会った人たちは、何故か物事を狭く深くすることを躊躇する人は多かった気がしますが。あ、少なくとも一人、わかっている人がいるな。でも周りの決定権を持つ大人たちがまるでわかってないから苦労してますけど。

さて、この本、途中で『大きな主語』が出てきたのはちょっと気になりました。『世間の常識』でものを語っている部分がそうです。どこの業界でも『業界の常識』が『世間の非常識』であることがありますし、『世間の常識』がいうほど『世間の常識』なのかも、大いに気になるところです。『世間の常識』が無い、とか『世間の常識』から外れているという言葉は頻繁に目にするので、恐らく、そう言われている業界の人口を全部あわせると、結構な人数になるはずです。とすると何処に『世間』があるのでしょうか?誰か資料を集めて計算してみませんか?

とはいえ、その部分で書かれていることは『妥当』であるとは思いました。なので、態々『世間の常識』というふんわりしたものを出してこなくても、同じ結論には至れたはずで、その点だけが少し引っ掛かりました。

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