さて購入したNikonのD800だが、メディアの差込口にはSDカードとコンパクトフラッシュの2つがある。SDカードは裏表間違えても特に問題はないのだが、コンパクトフラッシュは裏表を間違えるとピンが折れてしまう。何度か間違えたが、あるとき押し込んだ表紙に一本ピンが曲がってしまった。このときはルーぺを片手に千枚通しでなんとか直したが、2度目は何度か操作しているうちにピンが折れてしまった。修理に出せば2万くらい取られるし、直ってきてまた同じことをしかねない。それで、折れたピンは放っておいて、SDカードで撮影しているのだが、同じ一眼レフでも、SONY製は間違って差し込んだ場合は入らないように工夫されている。SONYでできることを何故NIKONではできないのか大いに不満である。それから、液晶モニターがどうしてチルトしないのかも不思議だ。入門機だろうがプロ機だろうが、チルトはあって当然の便利機構ではないか。さらに、パナソニックのコンデジではメディアが装着されていないと「メディアがありません」という警告がでるが、これはSONYでも同様なのだが、NIKONではメディアがあろうがなかろうが、おかまいなしに何百枚でもシャッターが切れる。これで自信をもって撮影したものがメディアがなかったためにおしゃかになったことが何度かある。そんなことあんたの不注意だろといわれれば、たしかにその通りなのだが、うっかりというこは誰にだってある。現にパナソニックでは親切な機能が備わってるのだから、これくらいは当然付いてしかるべきものだ。高級機ならなおさらだ。新しい機種が出ているが、こうした点が改良されているのか甚だ疑問だ。