迷悟在己

痴呆寸前が巷間を漂いながら日々の雑感を書きます

秋田駒ケ岳

2019-10-21 04:17:54 | 日記


今回の旅の目的は、昨年見られなかったアスピーテラインと、鳥海山の撮影だったが、youtube動画を見ているうちに秋田駒ケ岳に惚れて、突然路線変更をしたのだった。本当は三つ石山の絶景を撮影したかったのだが、二時間以上の登山をしなければならないということで断念した。大体登山は小学生のときに氷上山へ遠足で登ったきりで、このときには3時間かかったのだが、老体で二時間はえらいというので路線を変更した。これが大間違いで、動画を上げた人が「分岐点まですぐ」という「すぐ」は、登山に馴れた人の「すぐ」なので、ずぼらが考える「すぐ」というのとは意味が違うのだということは、登山道の半ばでしみじみわかった。山登りに馴れていないずぼら老体にはつらい。おまけに熊の生息地である。熊よけ鈴は森山荘のご主人から貸していただいたので登る間中鳴らした。さあ、行けども行けども分岐にたどり着けない。途中若い娘の二人連れが追いついて来たので、「あとどれくらい?」と聞いたら、「いままで登ったくらい」というのですっかり落胆した。心臓はとくとくと早く鳴り、呼吸は乱れて目の前に星がちらちらして来る。いやあ無理をして人さまの世話になるのもいやだ。もう降りようかとも思ったが、ともかく半分は登ったのだから ということで気をとり直し、途中休みながらでも目的を完遂しようと決心した。



結局三つ石山登山と同じ三時間ちかくかかって登った。苦労して登った山はたしかに雄大で、すばらしいが、その雄大な景色も生い茂った木々の所為で見えなかった。さらに強風で体が飛ばされそうで、おまけに熊も怖い。登山者が多ければ安心して動き回れるとも思うのだが、山に入ったのは数人。そさくさと下山したが、降りる道を見て、よくもまあ登ったものだと、「自分を褒めたい」というあの人の台詞の意味がわかったような気がしたのだった。(登山に馴れた人から見ればたいした登山ではない)
無事に降りたという報告書に記載をして、宿に戻ったのだった。 おわり


左に田沢湖が見えます




紅葉を見にふたたび秋田へ

2019-10-20 19:48:17 | 旅行


秋田駒ヶ岳へ登りたいのと、昨年見損なった八幡平頂上の景色を撮影するために、老体に鞭打ってふたたび車上の人となった。木之本を昼ごろ出て、目指す国見温泉に着いたのは翌日の早朝。何故こんなに時間がかかったかと言うと、少し走っては止まり、また走っては止まるという充電を繰り返したためだ。のんびり走るのも良いが、いつ着くかわからんのです。
一般道を走るのも少しは経済的と言えるが、高速を80キロほどで流した方が身体的にも楽だし、所要時間も短くなるので、やはり高速を使った方が数段まし という結論。電気で走る距離はせめて100キロは欲しいところだが、それでも総合燃費は20キロ台に乗る。
まる一昼夜走ってすぐ登山となったが、私も相当タフだよ。クマが出る地域だというので不安だったので、森山荘のご主人からすずをお借りした。台風が接近中ということもあり、風も大変強い日だったので登山客も数人。皆さん本格的な格好を決めておられる中、私だけ自然を舐めてるのか?などといわれそうな軽装。大丈夫かね。ともあれ登ることにしたのであった。 続く

環境活動家の16歳少女のスピーチ

2019-10-02 08:40:38 | 日記


この自称スウェーデン少女の演説を見て連想したことが二つある。
ひとつはイラクを米国が蹂躙するきっかけのひとつだったクェート大使の娘の大ウソ。
もうひとつはカナダ人と称する少女の動画。
https://www.youtube.com/watch?v=dCIVgxCc6IY

どちらも胡散臭いが、12歳のカナダ人少女の演説は見事で、あまりに見事すぎて胡散臭いのである。


スウェーデン少女は原稿を見ながらしゃべっているが、カナダ人の方は見ていないように見える。
経済の専門家や手馴れたスピーチをこなす政治屋だってあれほど流暢に、いい直しもなく、淀みなく演説できる者はいない。
それゆえに胡散臭いのである。

いずれにしても、裏で誰かが操っているのは間違いないと思うが、それがどういう目的で ということについては
私の頭で想定できないっす。

続 あおり運転に思う

2019-10-01 06:16:40 | 日記
東名高速でエアガンを撃って逮捕された運転手の異常性はさておいて
被害者面をした運転手の異常性はどうなのかということは誰も言わないので一言。
道交法云々という問題もあるが、一般常識、マナ-という問題はどうなのか
問題の動画はうんざりするほどTVで放映されたので周知の事実だが、
これをみると加害者の後ろには別の車が迫っている。
この映像だけで判断できることは追越斜線が混んでいるわけではなく、
速度の速いのが来ているのに車線をどかない被害者の車を想像できる。
それで車間距離が詰まってしまった。いっこうにどかないので、煽る。
ところが被害者はブレ-キを踏んだというのである。
これは危険運転というべきで、加害者ならずとも立腹するのが当たり前。
高速道では左車線を通行するのが規則で、右側車線は追越専用となっている。
追越が完了したら、すみやかに走行車線に戻るというのがルール。
うっかりして追越車線を走っていても、バックミラーに後続の車が迫って来たなら
さっさと道を譲るというのが当たり前ではないか。
こういうくそガキは殴られて当然である。
お前はどこの警察から免許をもらったのか と問いたくなる。
いかにも善良な運転手ですなどとすました顔でインタビュ-に答えている様をみると
加害者はお前だろが!
と言いたくなる。
何の理由もなく煽ったりする者はいない。
公平な目で見なくてはいけない。

愛知県内の高速道で起こった事件というのが極めて象徴的である。
長距離を走る運転手なら、なかには同様の感想をお持ちの方もおられると思うが、
愛知県、岐阜県はおそらく全国で一番行儀の悪い地域である。

東京を発って大坂方面に向かうとき、スム-ズな車の流れが
浜松あたりへ差し掛かるととたんに出鱈目な運転手が出没し始める。
車間を詰めて走る大型や、合図をしないで縦横に走る乗用車。
これが岐阜や愛知に入るとお祭り状態になる。
愛知県が際立って事故が多いのは運転者の行儀の悪さに起因する。
もっとも悪いのが岐阜ナンバ-で、これは要注意。
他府県の方は、岐阜や尾張小牧、一宮、などというナンバ-の車を見たら気をつけた方がよい。

岐阜では、山で熊やいのししを追って、その足で高速道に入ってくるので、処置なしである。
こういう連中にマナ-を説いても無駄というものだ。
全国の皆さん気をつけなさい。