vsサガン鳥栖

2011-05-22 | J2
13節 鳥栖1-0札幌 ベアスタ 4,248人
得点者/12’金

鳥栖は前節湘南に0-1で敗戦したが、立ち上がりからアグレッシブに持味を出して攻めた。
終盤は湘南が守り固めたのもあったにせよ、ほぼ鳥栖のターンであった。
失点シーンは湘南のゴールキックからの浮き球の競り合い時に鳥栖の守備陣系がこの日唯一といっていいミスから後手に回り被弾、あのタイミングを見逃さなかった湘南アジエルとソコに連動した永木を褒めるべき得点であった。

そんな鳥栖との一戦は30℃越えのキツイ天候下であったが序盤、近藤の40m級のロングシュートがいいところに飛ぶが、試合は鳥栖がペースを握り展開する。
鳥栖は攻めながらもラストパスが合わなかった前節と同様のカンジで札幌はいつもの最終防壁で跳ね返していたが12分に札幌PA左で早坂(鳥)のシュートを古田がブロックするがコボレを金(鳥)に拾われ宮澤が詰めるがファーに交わしたステップのまま撃ったシュートに被弾。
その後、左サイドの狭いところの打開を図るが近藤が受け、出しともに合わないとか諸々で札幌の攻撃はノッキング。
鳥栖は先制したことでプレスポイントがハーフウェーラインから3m鳥栖側に入ったところに下がり、受けに回られ詰まった札幌が中距離のパスを鳥栖PA手前でカットされカウンターを喰らいシュートやセットプレイまでもって行かれる展開のまま試合は進む。
後半開始から近藤→砂川。
砂川の持味で打開を図るが札幌は脚速、球際で鳥栖に負けているのと悪い時に顕著な遅く単調なパス廻しで連携ミスとパスカットされることが多発で攻撃の体をなさない。
55分の早い時間帯に三上→チアゴで前線の速度は更に鈍化、ポストとして成立したのも2プレイのみで82分のカウンターとロスタイムの落としに利いたくらいでチアゴ投入の意図は理解できるが今節は結果的に失策の感は否めない。

まぁそのまま敗戦しちまうわけですがずいぶんとイケてねぇ試合でしたね残念―。
個人的に16分の古田のギアチェンジで突破してからのキープとか85分の鳥栖CK時のバックパスに全力で詰めに行った芳賀の気概とか砂川の存在感とか92分の日高のプレイなんぞは感嘆しましたが残念な試合でしたな、まぁ反省材料に有効活用して次に生かそうガンバレSapporo。