vsザスパ草津

2011-05-07 | J2
10節/ 札幌 1-0 草津
92’宮澤(札幌)

大分、熊本と連勝してきている草津。
1節目こそ栃木に敗れはしたがここまで全試合得点を決めてきている経緯に対し札幌は2敗1分で無得点と見劣りする戦歴で臨んだ一戦。

開始直後にアレックスに掻っ攫われて焦らされたが事無きを得る。
札幌は自バイタルエリアでのパス回しが単調で読まれやすいのが相変らずで草津の速プレスに詰まって球失するが最終ラインで堅くいい形でフィニッシュさせない。
ボランチの位置までは草津のプレスに苦しんだがアタッキングサードまで運ぶと草津のプレスで出来たスペースを使って巧く好機につなげる展開が目立った、今節も運動量の多い近藤の動きが良く攻撃を活性させていた。
そこにアンドレジーニョや古田も絡んで決定機を作るがあと少し届かない、しかしピンチも散目されワイドに展開した流れのクロスからアレックス頭弾がクロスバーを叩くヤバイ一撃や、万代が空振らずにミートしてたら危うかったであろう場面には肝を冷やす。
RSB古林(草津)がイマイチ攻撃にハマらなかったのは札幌の守備には追い風だったと妄想。
草津が鬼プレスの代償で脚が落ち始めた辺りの後半16分にアンドレ→砂川。
前で落ち着くようになり宮沢や純平が絡むようになり札幌が押し込みつつあるが、後藤→ラフィーニャでフレッシュで切れ味の良いカウンター要員を配置される。
近藤→岡本で勝負に出る札幌、36分には三上→チアゴで好機をつくり終了間際にチアゴ頭弾が炸裂するがファウル判定で消失。
そのまま押せ押せ状態で終了間際の右CK、砂川のクロスにニアに走りこむ山下頭弾のコボレをいい位置に居た宮澤が押し込み札幌勝利。

4試合目での初得点初勝利、まだまだアレな内容もあるものの最悪の開幕戦からココまで上向きにやれてきていると妄想します。
この上向きな流れのまま今日の熊本戦にも持味を体現できるよう願いたいです。
ガンバレSapporo!

vsFC東京

2011-05-07 | J2
9節/ FC東京 0-0 札幌

J2全勝昇格とか大見得切ったものの既に3試合目の前節で千葉に負けてたりするFC東京は石川、平山、ホベルト、米本と主力級が相次いで離脱の手負い状態で上里がSubに座れるアレな状況。
とはいえ駒は豊富にそろえてリーグ臨んだFC東京はそれぞれ個の部分で利いており札幌を押し込む。
ワイドに展開しサイドから切り込んでくるFC東京にラインを下げられ攻め込まれるが枠外だったり中央でキッチリ守れてたりするものの、東京の攻撃を自球にしても前節湘南戦同様に守備に人数がかかりすぎてカウンターで駒不足、ロングボールを放り込んでも今野、森重を擁する東京の守備にかき消されてしまう始末。
底から廻して反撃を試みるも札幌バイタルから先へはプレスの網にかかり反撃を喰らうことが多かった。
後半は10分まで目まぐるしく攻防が入れ替わるも双方GK大活躍で窮地を凌ぐ。
9分の高松→ロベルトで連携が失速した東京に反撃の機会が増した札幌だったがフィニッシャーへのラストパスにはあまり意図も可能性も感じられず決定機に繋がっていかない。
三上→チアゴのブッコミ大作戦2も発動で宮澤のいい形なども見られたが枠にいかず。
終盤、鈴木→中村で存在感を出しまくった中村に手を焼いたが中央でカチコチに守った札幌はホスンの神守も手伝いついに東京の攻撃を通さなかった。

個力の高さは流石だったFC東京、ピンチは多発したものの枠外自滅が目立ったり、崩しのアイデアが単調だったりでシュートコースのカットが成功し続け、枠内に飛ぶヤバかった場面もホスンが巧くカバーし続け事無きを得た。
攻撃に関してもキマリはしなかったが悪くないと思えた。
いい方向には向かっているのかなと妄想できた試合であった、次もガンバレSapporo!