銀座線のB7出口を出るとすぐに長崎県のアンテナショップ「日本橋 長崎館」があります。
中に入ってみると、かなり広いスペースです。
(今まで訪れたアンテナショップでも1位、2位の広さだと思います)
長崎県は、島が多いので、県の中でもより地方色が豊かで、特産品も多いのかもしれません。
(下左は、あごだし・いりこだしで、下右が五島の塩です)
また、「撮影は、ご自由に」という貼紙も目に留まりました。
いろんなメーカーのカステラ、カステラサイダーというのもありました。びっくりです!
〇店長さんにお話を伺いました。
「日本橋 長崎館」は、長崎県から委託された民間の飲食事業を行っている
会社が運営しております。
日本橋には、沢山のアンテナショップが集まっているので、日本橋という場所が
選定条件に入っていたと思います。
また、スタッフも長崎県出身者が数名います。
一番コアなお客さんの年齢層は、40代以上の女性で、高島屋・三越の買い物の
帰りに立ち寄る感じです。
お昼時には、ワンコインで買えるお弁当の販売もしており、5つのメニューの
うち2つは、長崎の料理を出しています。
(下左は、ちゃんぽん・皿うどんの棚、下右は、かんころ餅、種類が豊富です。)
観光案内所に長崎県の観光課から嘱託の方が、常時いらっしゃるとのことでしたので、
そちらの方にもお話を伺いました。
〇観光案内所の嘱託の方に伺いました
「日本橋 長崎館」には、県の嘱託で常時1名がいて、観光案内の対応をしております。
お昼時と夕方~19時30分ぐらいまでは、長崎県の東京事務所(永田町)の職員の方が
来られます。(水曜日以外)
大体1日に5~6名ぐらいの方が観光案内所を訪れます。
私は長崎県出身で、実際に現地に行っているので、これから旅行をされる方に
行きたい場所への交通アクセス等を説明したり、提案したりしております。
おりしも6月に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に
登録が決定されました。
実際、長崎に旅行に行こうと思っていて、観光案内所を訪れて、お話を聞く
ことで、旅行プランが明確になり、安心される方は、沢山おられます。
以上のお話を伺っていると、やはり実際に行ったことがあると交通手段や
移動時間が明確なので、説得力があると思いました。
また、年配の方で、ネット検索に慣れていない方には、バスや電車の運行時間や
ルート等を調べて、印刷していただけるので、助かるかもしれません。
さながら、県限定の旅行代理店のスタッフさんのようでした。
高齢化社会が進んでいく中で、高齢の旅行客もおのずと増えていくと思います。
そういった中で、県と旅行者をつなぐ、アンテナショップの観光案内所の役割として、
きめ細かい対応やサービスが求められていくかもしれません。
今回、「日本橋 長崎館」で、アンテナショップを構成する要素の1つである
観光から考えてみることが出来ました。
日本橋においでの際は、「日本橋 長崎館」へ是非、足を運んでくださいませ!
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