おしゃべりなゆび

いーちゃんと私と花と映画と木村さん  
日々思った事を書いていきます。

ジェノサイド

2013-05-30 | 本・雑誌

 『 ジェノサイド 』 読破いたしまった♪

 最初は 取りつき難い感じでしたが 6割程度読み終えたところで 物語の流れが良くなり 後は最後まで一気に・・でした。

 舞台は アメリカのワシントンD・C 、アフリカのコンゴ、そして 東京の3つ。  それぞれ人種も職業も年齢も ひとつとして同じ所が無い登場人物たちによって ストーリーが流れ始め やがて それらが1本の話へと繋がって..。  バーチャルな方法でリアルな戦闘へと突入していく政治家たち、中近東で傭兵として働く元兵士、そして父の遺言を実行すべく新薬の開発に否応なしに携わる事になった大学院生の話が 同時進行で進んでいく
 

  壮大と言えば とてもスケール感のある物語なんだけど・・ 作者の趣味なのか(苦笑) 残虐なシーンの描写が細かくって これが 結構心理的に うっ・・と来てしまった・・。  確かに タイトルもジェノサイドだけど・・。 
薬学や遺伝子に関する細かい説明的な文章、内戦で荒廃してしまったアフリカの詳細情報・・ もう いいんじゃないか?ってくらい事細かく書かれてましたね~ 作者の趣味??(笑)


  ネタばれになっちゃいますが
 これを 映像化・・ってなると 大変面白いと思うけど
まず 日本じゃ無理っぽそう。 ネックは資金面
じゃ ハリウッドは?って思うけど アメリカ政府関係の登場人物が沢山登場するし・・皆さん 結構どうしようもない人物に描かれているし・・ アフリカの内戦シーンが映像化ってなると存在すらしなくなってしまっている倫理観が問題だぁねぇ~(苦笑)

 SFサスペンスとしては 面白かったです

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