宗葉の、チョイト思う事。言いたい事。

意見のあわない方は、御容赦。

●「血」&「気」

2010-04-02 00:39:48 | 私の言いたい事
人、とは天と地との間に存在している「モノ」の仲間の一種である。動物も植物も、地を這うもの、地上で過ごすもの。水の中で生きるもの、空を飛ぶもの全て同じ生き物で、何らかの影響を天と地からを受けている。
天からは「光」を、地からは「糧」を、天と地を繋合わせるモノとして生まれた「水」を与えられて生存している。
・・・が、いずれかは消える。な~んにも残らないのか、物体だけが消えてしまうのか解りません。しかし人からの五感で感じ取る物は何も無くなっている。存在するという事は、あらゆる生き物に与えられる光・糧・水を受け、生まれ、生き続ける事なのだ。そうして出来上がった目で見える物体と、目では見えないモノとの組み合わせで地球を始め、あらゆる物が生きている。
木や花を美しく咲かそうと思えばプラスするのは肥料。人にも教育や娯楽が必要となる。只人には見える物の肥料としては是で十分かもしれないが、見えない物への肥料がいまいち少ないのではないだろうか。二つの物が組み合っての人であればバランスが大切になる。見える物の代表に、生きている証として心臓から送り出されるTI(血)が流れている。では見えない物の代表とは何だろうか、それはKI(気)ではないかと感じられる。その二つの均衡を違えたならばの言葉もあるぐらいだ。
血の流れが止まったら、脳梗塞や心筋梗塞など死に結びつく結果となるし、それに対しての予防や治療、対処などはある程度できているに関わらず、気の方に関しては何ともお粗末な現代社会ではないだろうか。
中国思想では水に関しての関心は高いように、血の流れも同じであれば気の流れにももっと心がけるべきではないだろうか。結果として、気は溜めてはいけないのではないか、溜めれば淀む原因となる。