将軍様の手記

道の先へ

原付東下り 2日目

2005-03-09 21:54:11 | 原付ツーリング
朝は、東京駅の騒音で目覚めました。首都は朝から元気ですねー。

東京駅

前日までだんだんと起床時間を早めていったからか(突然2:00に起きたわけではない)、体のほうは起きたくてうずうずしているようでした。

さて、15時間もかけて東京まで来たわけですので、さすがにどこにも行かずに立ち去るのも少し悔しいところです。そこで、中学校の時に部活で訪れた日本武道館を再訪することに。前日八重洲口を彷徨っているときに買い込んだ東京の地図を元にルートを選定します。アキバの方から靖国通りを通っていくことに決めました。

前日の経験から、「東京は原付で移動すると狭く感じる町である」という教訓を得ていました。本当に、地下鉄なんかで移動するのが馬鹿らしくなってくるくらい狭いです。よって、距離感を慎重に見極めながら出発です。

スイマセン、ホテルを出た直後に迷いました。

だって地図には「国道○号」と書いてあっても、交差点にある実際の看板は「○○通り」としか書いてないんだもん・・・

何度も道端に停車し、地図を凝視します。どうも首都の距離感をつかめないまま、武道館にたどり着いたのは10時前。

武道館

レミオロメンのライブがあるらしく建物の中には入れませんでしたが、5年ぶりの武道館です。周囲を散策し、しばし思い出に浸ります。


武道館を出ると自然と目に入るのが、武道館の道を挟んだ向かい側にある、

靖国

靖国神社。一度行ってみたいと思っていた場所なので、参拝することにしました。

本殿を参拝してさっさと退散するつもりでしたが、少し気になったので遊就館を見学。内容に圧倒され、1~2時間ほど中を歩きました。心に訴えかけてくるものが多数あって、とても軽い気持ちで見られるものではありません。しかし、どうも説明が極端過ぎるような気がしました。まあ、仕方がないことなのかもしれませんが。

メカ好きとしては、「零戦」や「彗星」の本物が興味深かったですね。名古屋の名古屋空港航空宇宙館にあったものよりかなり大きく、堂々として見えました。視覚効果でしょうか。兵器ではありますが、「彗星」や「摩耶」は美しかったですね。



さて、そろそろ出発です。靖国で時間をとられいつの間にか12:00を回っていました。R1を戻るのは面白くなかったので、帰りは中山道を行くことに。R20→R19かR153で名古屋まで行けるのです。

都内に下宿している高校の友人などから「都内は白バイがいっぱいいる。交差点の角で張ってるから気をつけて」というありがたいアドバイスをいただいたので、慎重にスタートを切ります。

新宿あたりでいきなり原付禁止のトンネルにぶち当たったりして焦りましたが、後は順調。13:30頃日野市でラーメンを食べ、ひたすら甲州街道を西へ。峠、山道の連続ですが箱根ほどではありません。

そろそろ峠にも慣れてきた頃、昨日の疲れと朝に飲んだ鼻炎止め薬のダブルパンチが効いたのでしょう、大月市で一瞬意識が飛びました。あわててコンビニの駐車場に原付を止めて休憩。油断していた自分を戒めました。

山道の連続と曇り空のおかげで体が冷え切っていましたが、新笹子トンネルで復活。トンネル内は暖かいということを知りました。

この日は塩尻まで行くつもりでしたが、出発が遅かったので無理せず甲府市に泊まることに。甲府駅前のビジネスホテルに泊まります。一泊5800円で大浴場付。素晴らしい。情報によれば温泉付で一泊5000円のビジネスホテルがあったらしいのですが、タイミングの問題により断念。

晩御飯は駅前のアットホームな食堂でカツ丼を頂く。商品名は忘れましたが、タレと卵と柔らかなカツが絶妙にマッチした一品。

浴場で疲れを癒し、早めに床につきました。

本日の移動は5時間、約130kmでした。