将軍様の手記

道の先へ

原付東下り 3日目

2005-03-10 23:31:37 | 原付ツーリング
本日の朝はさわやかな目覚め。うーん山梨は静かです・・・って

甲府駅

え?313系ですか?313系って名古屋周辺、いても松本くらいまでしかいないと思ってました。甲府まで来て313系ですか。不思議な感覚です。別に私に鉄分が多いとか、そういうわけではありませんよ?


さて、今日は残りの行程を走破せねばならないので、甲府では何もせずに出発。9:30、再びR20を北西へ向かいます。道は広く車は少なく、ペースは順調そのもの。長野に入ったあたりから極端にグングン気温が下がってきますが、逆に言えばそれくらいしか特筆すべきことがありません。道の両側に雪が残っている区間が長いので、箱根よりも慎重に、かつ大胆に原付を飛ばします。

11:30、諏訪湖に到着。湖畔の、EPSONの看板や建物が立ち並ぶあたりで少し早めの昼食を取ります。

諏訪湖

諏訪湖周辺ではランニングをしている人たちの姿が多く見られました。寒い中ご苦労様です。


さて、後は一気に名古屋まで走ります。

諏訪湖に別れを告げ、塩尻に突入。しばらくいくとR20の終点とR19、R153の交差点です。迷いましたが、地図で確認したところR153の両側は山脈であり谷の幅がありえないほど狭いこと、豊田から名古屋までのラッシュがひどそうなこと、という点から消去法でR19を行くことに決定。

この時、伊那がR153沿いにあることと、中央自動車道が木曽山脈を横切って木曽川から天竜川に移動していることを発見。やたら長い恵那山トンネルは、山脈を横切っていたんですね。道理で長いわけです。昔から夏になると伊那へ行っていましたが、具体的な場所を空間的に認知したのはおそらくこれが初めてですw

ルートが決まればあとは下るだけです。木曽路を一路南西へ。全工程で一番スピードが出ました。メーターで確認しましたが、30kmほどの距離を一度も止まらず、ほぼフルスロットルで駆け抜けられたのは後にも先にもここだけでしょう。

何度かの工事渋滞を抜け、寝覚ノ床、妻籠の宿と木曽路を駆け抜け、あっという間に岐阜県へ。このまま終わりかと思いきや、最後の最後で強敵登場。恵那を通る頃に雲行きが怪しくなり、瑞浪に入る頃にはパラパラと雨が降り出します。多治見に入る頃には本格的に降っていました。普通のアスファルトの部分を車について走ると、真っ白のウインドブレーカーがみるみる汚れていくのが分かりました。

そんなこんなで最後の試練をくぐりぬけ、庄内川、矢田川を渡ればゴールは目前。最後は塩尻で別れて以来のR153(笑)を少しだけ走り17:30、無事に帰宅いたしました。

本日の走行は休憩も入れて8時間でした。原付のメーターを見ると総走行距離は3774km。出発時が2980kmでしたので、この3日間での走行距離は794km、約800kmでした。

給油は計6回、合計18.68リットルで2192円でした。



この旅を通じて、自分という人間が大きく成長できたように感じます。ありきたりですが、人間やろうとする大切だということを実感しました。応援し、支えてくださった皆様に感謝します。