本日は、小生会社員時代の人事業務歴とアルバイト経験から実感するアルバイト・派遣社員が長期継続し、辞めないようにする会社側の秘訣を5つご紹介させていただきます。
人事総務部門や管理職、先輩社員の方の参考になりましたら幸いです。
アルバイト・派遣社員が辞めないようにする会社側の秘訣5つ
①感謝の意を伝え一体感を醸成する
アルバイトや派遣社員は会社の中で疎外感や孤独感を感じており、周囲の態度や視線を見ています。
そのため、日頃から「あなたが来てくれて助かる」、「一緒に仕事に取り組む」旨を伝えることがアルバイト・派遣社員の安心感とやる気につながります。
②その会社や仕事の目的・重要性を伝える
アルバイトや派遣社員はシンプルな仕事が多く、繰り返しているとマンネリ化する傾向が強いです。また給料目的だけで仕事をするタイプは継続性ややる気の面で限界もあります。
そのため、「会社自体の業務や担当する仕事が社会や会社の中でどのように役立っているか」、「どのような意味があるか」について、例え話等を交え具体的に伝えることが大事です。
③質問し易い環境をつくり、「そんな事も知らないの?」的な態度はご法度
ベテラン社員にとって常識でもアルバイトや派遣社員(特に入りたて)にとっては初体験や初耳です。そんな時につい「そんな事も知らないの?」的な態度を受けると一気に自信喪失となってしまいます。
そのため、「分からない事は遠慮なく聞いて!忙しく見えても大丈夫だから!」等と伝え質問し易い環境を作ることが求められます。
④ミスを咎めない(特に最初の1か月間)
仕事を就いて間もないアルバイトや派遣社員は慣れておらず、又周囲にいいところも見せたい気持ちもあるので焦ってミスをしがちです。
そんな時、叱責されると落ち込むことも多いため、「慣れていないし、人は間違えるもの」と考え、最初は温かく見守り、ミスを繰り返さないアドバイスをすることも大切です。
⑤マニュアルを作り、間違い易い点をアドバイスする
ベテラン社員毎のやり方が異なる俗人的な仕事の進め方を見ているとアルバイトや派遣社員は正直戸惑ってしまうものです。
そのため、これが意外とないのですが、基本となるマニュアルがあるとアルバイトや派遣社員は大変助かります。
仕事内容全てでなくてもポイントの部分や間違い易い点をまとめたレジュメを渡し、そこから質問してもらう形でもよいと思います。
アルバイトや派遣社員は実は色々見て感じ考えています。採用人数不足や中途退職で社員数不足にお悩みの会社も多いようです。
情報社会では会社が作った採用募集告知等よりも生の体験談や口コミの方が重要視されていると思います。
その意味で社風や行動様式を改善していくことが新規採用や退職防止につながると思います。
会社を早期退職し、スキーが好き過ぎて一人群馬県沼田市に移住後就いたアルバイトの掲載記事はこちらです!(↓)