標高の高いスキー場も3月以降は水分が多い湿雪が降ります。これがスキー場やリフト係には難儀なのです・・・。
スキー場での湿雪のデメリット4つ
①スキーヤーが怪我する可能性が高まる
湿雪は水分が多いため重いです。なので、滑走中にその重い雪に足を取られて転倒し怪我につながる場合があります。
②アイスバーンになり易い
湿雪の水分が翌朝凍ってコースがアイスバーンになりがちです。アイスバーンは滑走スピードが増し、雪面が硬いため、こちらも怪我の可能性が高まります。
③リフトの座面に付いた雪が払い難い
リフト係はリフトの座面に付いた雪を払いますが、湿雪は水分が多いため、ほうきに水分が付いて重くなります。繰り返し、重いほうきで作業していると腕や手首がとても疲れるのです。
④リフトの座面が凍り付く
リフトは毎日、営業終了後に雪が積もらないように座面を上げますが、湿雪の場合、翌朝に座面が搬器に凍り付いて下げられなくなる時があるのです。
このように湿雪はスキーヤーやスキー場にとってデメリットが多く困るのです・・・。