ヒデ系の瞳

平和憲法尊守

日本維新の会・西村真悟「韓国人に慰安婦といったらいい」

2013-05-19 | 橋下・大阪維新の会
Paranoid-Megadeth


「維新」西村議員も暴言

「韓国人は慰安婦」と侮辱

撤回し離党届提出

日本維新の会の西村真悟衆院議員は17日、同党代議士会で、橋下徹共同代表による日本軍「慰安婦」発言に関して、「売春婦はまだウヨウヨいる。大阪の繁華街で韓国人に『慰安婦』と言ったらいい」などと民族・女性蔑視の暴言を吐きました。西村氏は、その場で「撤回します」と述べ、その後、離党届と会派離脱届を提出しました。

 維新は前日、「国籍を問わず女性の基本的人権を尊重するのが我が党の基本的方針」だとの見解を発表しましたが、まったくのデタラメであることを示す暴言です。

 西村氏は、「外電(外国メディア)では橋下氏の報道が捏造(ねつぞう)され始めている。慰安婦がセックススレイブ(性奴隷)と転換されている。これが広がれば反日暴動、謀略が成功しかねない。反撃に転じたほうがよい」などと述べ、橋下氏とまったく同じ立場で「慰安婦」の歴史的事実を認めない姿勢を示しました。

 代議士会後に記者会見した西村氏は、「韓国と国名を挙げたのは不穏当だった」と述べ無反省。松野頼久国会議員団幹事長も「『慰安婦』問題がセックススレイブのようなイメージで扱われていることに対して、それを何とか誤解を解きたいという思いの一端ではないか」と擁護しました。

 西村氏は会見でも改めて撤回したものの、またたくまに批判が広がり、離党届提出に追い込まれた形です。

「橋下氏、常軌を逸し無礼」

「慰安婦」発言 米政府が批判

【ワシントン=山崎伸治】米国務省のサキ報道官は16日の記者会見で、橋下徹大阪市長(日本維新の会共同代表)の「慰安婦」発言について「常軌を逸しており無礼だ」と批判しました。

 サキ氏は、「米政府が従来表明してきた通り、あの時代(第2次大戦中)に女性が性的目的で売買されたのは悲しむべきことであり、明らかに重大な人権侵害だ」と指摘。被害者に心からの同情を表明しました。

 「日本が近隣諸国と協力して、この(『慰安婦』)問題など過去から生じる問題を解決し、ともに前進できるような関係を深めるよう希望する」と述べました。

 国務省は会見終了後にホームページで「慰安婦」という表現に関して、どう呼ぶかよりも「深刻な人権侵害」だった事実に注目すると補足。「米政府はどこで起ころうと現代の奴隷制や人身売買を非難する」と強調しました。
(しんぶん赤旗2013年5月18日)

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