これで何度目かの土居家訪問です。
( 所在地は、愛媛県西予市野村町惣川1290番地 )
最初に訪れた時は、まだ土居さんが住んでおられました。
庭にはエビネが至る所で咲き乱れ、
近くの屋敷林にはフウランの花が咲き溢れ
自然に包まれている四国最大級と言われている茅葺き入母屋造りに驚いた記憶があります。
毎回建物の大きさが目に映り、
この山里に当時栄えた土居家に思いを馳せらせ、
盛大な結婚式が執り行われた話や
色々お聞きしたことを思い出し重ねて見ていました。
( 標準的な茅葺き民家の4倍の大きさだそうです。
間口25m・奥行き12m・高さ13m・建坪91坪 )
かっては、伊予と土佐を結ぶ宿場町と栄えた庄屋屋敷の「土居家」。
休館日は毎週月曜日で祭日の時は翌日だとか。
9時~17時まで見学できます。
江戸時代の後期文政10年(1827年)の建築だとか言われているようです。
屋根の茅葺きの厚みにも驚き、
軒を深く突き出して構成するせがい造りにも目がいきます。。
蔵(農村体験交流館)
お食事・喫茶・お土産などもあります。
門をくぐると、離れと茶室と庭があります。
行った日は、予約が入っており離れの部屋には入ることができませんでした。
茶室
明治時代に実在した茶室を復元された建物。
趣きのある庭での、お茶会は素敵でしょうね。
庭
駐車場の近くに秋桜の花が風に揺れていて、
なんともいえない日本の旅情を感じたり。
ほのかなピンク色の秋桜の可憐な花をみて心が和み。
シュウメイギクも色を添えて賑やかに秋を迎えていた。
おや?シュウメイギクの横に季節外れの紫陽花の花が咲いていましたよ。
純白のダリアの花をみて、心も真っ白にして気持ちよく深呼吸。
静かに爽やかにゆっくりと時の流れを肌で感じ、
澄んだだ空気を胸いっぱいにし、
心豊かにし秋の気配を感じる一日でした。