日々に薔薇と共存

大好きな薔薇を追っかけて日々癒されて生活をしています。

石鎚山を見る旅(4)寒風山

2016-10-28 12:10:23 | 旅行・観光

瓶が森を通り過ぎて岩峰が重なる寒風山へ行ってみました。

二十数年前最初に寒風山を訪れた時は、

山が紅葉に彩られ燃えるような赤や黄色の景色だった

あの美しい光景が心に焼き付きいまだに忘れることがありません。

 

 伊予富士から寒風山を歩かれた方にお聞きしたら、

とても美しい眺めだそうです。2時間半ぐらいかかったそうです。

少しだけ登ってみた!

 

 

 

秋の七草のひとつの尾花(ススキ)。

ススキを見るだけで秋を感じる。

派手さはありませんが、存在感がありますね。

儚げな風情があり絵画の世界。

 

 

青空にシルエットを描く木も美しい。

 流れていく白い雲。

 

 

 なぜ遠くの山が青く見えるのと、

子供の頃不思議に思ったものです。

空が青く見えるのと同じだと言うけどね。

山との間にある空気に散乱された青い光が、

風景の光に混ざって青ぽっく目に届くのだそうです。

 

空が青く見えたり遠くの緑色の物体が離れるほど青く見えるね。

近くの色はそのままに目に映る。

また青く見えるのは、

緑色よりも青色の方が波長が短く散乱し易いためとか・・・・。

やはり青い山を見ると不思議な感覚に陥る。

子供のように何故?何故だろうと思ってしまう・・・。

穏やかに晴れ渡った爽やかな秋日和に、

自然が織りなす風景見て、

知らず知らずに心が弾み美しさ愛でる私。

太陽に照らされた重なる山々の彩りの移り変わりが美しい!

はるか遠い山は空と境界線が分かり難いね。

青い空と紅葉。

空を見上げると木肌は太陽の陽を浴びて輝き、

様々な木の葉は影絵を作り、

彩りの衣装をつけて楽しんでいるように見える。

木が空に向かって、

伸び伸びと背伸びして自然を満喫しているように感じました。

青く見える山を背景に紅葉を見る。

自然って美しい!

美しい紅葉の条件は?

昼と夜の寒暖の差があるほど綺麗!

太陽の紫外線がたくさんあること。(山に登ると日焼けしますよね。)

適当な湿気があるほど、葉が乾燥しないのが良いとか言われていますね。

陽光に輝き葉が重なり透けて様々な色に見えます。

自然のステンドグラスのようで綺麗!

何気ない景色も美しく目に映ります。

紅葉は、冬を迎えるひとときの姿。

 

紅葉は、葉の一生の終わる前の現象で、

秋になると役目を果たし散っていく、何故か切なく感じるね。

秋の午後の太陽も少し元気がなくなったように感じ、

石鎚山を後にして帰りました。