REEママ気まぐれ日記

末っ子が ウィリアムズ症候群という個性をもっています。この子が与えられた天性を生かせるように見守って行きたいと思いす。

作業所の仕事

2007年06月08日 | 仕事
知的障がいの作業所で働き始めました。
色々なことをしている、社会福祉法人です。グループホームやお弁当班、ヘルパーステーションもあります。私は、クッキーやパウンドケーキを作っている所にいます。

初日は、生協の納品を控え、とても忙しい日だったので出勤するなり、パティシエの見習いに入ったように、クッキーにケーキ作りです
皆、出来る事が違うので、仕事を上手に振り分けていくのが私達の仕事ですが、まず、自分がすべてを覚えなくては、始まりません。
1番最初の計量は、職員の仕事。計量は難しく、間違えばちゃんと焼けないので、必死です。スペースは狭いし、15種類位のレシピを、みんなの手順に合わせて、計量していくのですが、量も多いし、真っ青です
その上、軽量しながら、皆が取りに来たら、間違いなく渡さなければならないのに、どの粉がレモンケーキだか、フルーツケーキだか、覚えていなければならないし、バターはレンジで程よく溶かさないとならないわ、そのうえ、機械で作るクッキーの生地を回したり。。。記憶力と力と、判断力と。。。私のボケ防止にはとても良いと思えますが。。。間違えて、ペシャンコのケーキが出来る日が来そうで怖いです皆、やってるから、そういう時が来ても気にしないで良いからと優しいお言葉。。。なるべく、そういう事がないよう頑張りますが。

お昼は、利用者の皆さんと食べています。会話が出来る人は、色々話してくれるし、仕事はプロ並みなのに、会話が成立しない人もいます。
ダウンちゃんの青年がとても礼儀正しく優しい子で、私のたどたどしい仕事を「とっても、上手!」と褒めてくれたり、「分からない事ばかりだから、色々教えてね!」とお願いすると、すっごく優しい「いいよ」が返って来て、涙でそうでした。だって、あんなに優しい「いいよ」は聞いたことなかったもの。みんな、純粋で、掃除でも一生懸命やるし、ある意味、今時の若い子よりずっと偉い。

この子達の収入を増やせるように、ちゃんと企業に就職が出来るように、私も頑張って早く仕事をマスターしたいと思います。

1人ねぇ。。。ウィリアムズではないかと思う、女性がいますよ。。。
腫れぼったい目といい、こじんまりした顔立ちがREEと似ています。
まだ、1人1人の詳しい事を聞いてないのですが、面接で、施設長に、長男がウィリアムズだと言った時に、ウィリアムズを知らないようだったので、(もし、利用者さんにウィリアムズの方がいれば、うちにもいますよと教えてくれますよね、、、)もしかしたら、ウィリアムズの診断を受けないまま、成人されている事も考えられます。
会話にも問題ないし、穏やかだし、優しいし。。。

個性豊かなメンバーですし、純粋なので、とても穏やかな気持ちで仕事できます。
足は棒、腕は筋肉痛、頭はフル回転ですけど、爽やかな充実感です