今年の「正水会」(注:平成元年~3年頃の海自舞鶴地方隊指揮官等のつどい)を昨日水交クラブで開催した。「正水会」は当時の地方総監の名(正水:まさみ)に因んで平成9年から営々と続いているものである。今年も14名の皆さんが集まり旧交を温めあった。数年前、ご当人が大病を患われ1回のみ中止の年があったが、元総監のお人柄、仁徳に魅かれ集まるのだろう。私自身も今振り返ってみると当時の勤務が厳しくかつ楽しく一つ一つのことが鮮明に思い出されるのである。士気、規律の物差しとして「事故」の発生件数があげられるだろうが、当時、マスコミを賑わす艦船事故や服務事故が皆無であったことから総監の素晴らしいリーダシップと部下のチームワークが最高に効力を発揮した結果であろうし、何年過ぎた今日でも、当時の部下が総監を慕って集まるのだろう。何時までも続くことを祈りながらそう感じた次第である。