兎月庵日記

五句三十一音詩は名称を変えつつ時代の波をくぐり抜けてきた。衰退と復活、上記視点から五七五七七の未来図を航行しています。

一本亭芙蓉花筆自画狂詠

2024-08-16 21:17:29 | 日記

昨日の続き。『草食獣曳杖篇』に使いたい写真である。これは裏表紙である。天明狂歌に歴史的に抹殺された五句三十一音詩を出自とする狂歌作者の芙蓉花である。「如意宝珠の図」は別に一万枚書いたという。その噂を聞いた寛永寺の親王に招待されている。それを受けた歌であり『狂歌東乃春』の最後を飾るものである。『一本亭追福狂歌集』の翻刻に励む。歩数は102歩だった。