ふるさとは誰にもある。そこには先人の足跡、伝承されたものがある。つくばには ガマの油売り口上がある。

つくば市認定地域民俗無形文化財がまの油売り口上及び筑波山地域ジオパーク構想に関連した出来事や歴史を紹介する記事です。

ガマの油を作った光誉上人 

2013-01-20 | ガマの油口上 技法

光誉上人
 2代将軍 徳川秀忠の母おにし殿の御子である。
 宥俊の弟子二世光誉上人も家康の信任厚く、
慶長15年(1610年)江戸白銀町に護摩堂を建てて常府を仰付けられた。
大坂の冬の陣(1614年10月)、夏の陣(1615年4月)に徳川氏方として出陣した。

慶長・元和の大阪夏冬の陣には陣中に在って戦勝を祈願し、
大願成就の後、元和2年10月(1616年)2代将軍秀忠は当山の筑波山神社堂伽藍を普請した。
 
光誉上人はガマ成分(センソ)に山野草成分や動物油脂などを練って造った膏薬
・・・・・いわゆる「ガマの油」・・・・が切り傷などに良く効いたと言い伝えられている。

        光誉上人五輪塔 
     〔五輪塔は筑波山神社随神門の脇〕 
        



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