ふるさとは誰にもある。そこには先人の足跡、伝承されたものがある。つくばには ガマの油売り口上がある。

つくば市認定地域民俗無形文化財がまの油売り口上及び筑波山地域ジオパーク構想に関連した出来事や歴史を紹介する記事です。

伝説 筑波山と富士山の“競争”

2023-01-26 | 茨城県南 歴史と風俗
日本の伝説  日本は伝説の驚くほど多い国であります。以前はそれをよく覚えていて、話して聴かせようとする人がどの土地にも、五人も十人も有りました。ただ近頃は他に色々の新に考えなければならぬことが始まって、よろこんでこういう話を聴く者が少なくなった為に、次第に思い出す折が無く、忘れたりまちがえたりして行くのであります。  伝説と昔話とはどう違うか。それに答えるならば、昔話は動物の如 . . . 本文を読む

2023年1月2日 筑波山神社の風景 久しぶりに参拝客が戻ってきた 

2023-01-02 | 筑波山 四季
2023年1月2日(月)筑波山神社の風景 久しぶりに参拝客が戻ってきた。午前は快晴、風がなくのどかだった。午後は冷たい風が吹いて寒かった。昨日に続き、今日も初詣に多くの人が訪れ、境内は終日にぎわっていた。神社周辺の駐車場は8時前にはほぼ満車状態、訪れる人は11時頃から多くなり、15時ころは筑波山神社方向へ進む車の渋滞が沼田の街まで連なっていた。久しぶりに見るすごい渋滞だった。 1 2 3 4 5  . . . 本文を読む

幕末の日本に旋風を巻き起こした水戸藩の尊王攘夷論 

2023-01-01 | 茨城県南 歴史と風俗
思想的性格:儒教の中華思想   君臣関係の最も伝統的なあらわれとして皇室を尊崇しようとする尊王論、また(神州)日本を侵略する意図をもつ夷秋(いてき)をうちはらおうとする攘夷論は、本来幕府ないし封建制に対立する性質のものではなく、江戸時代の初期から武士階級の思想の中に存在していた。それは儒教の名分論にもとづくもので、内にあっては君臣の大義、外に対しては華夷(かい)の弁を明らかにし、尊卑の別をきびしく . . . 本文を読む