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バスケと人生の日々~陽のあたる場所へ

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R.シーズンいよいよ佳境~PO順位レース白熱、ニックスとブルズ戦況

2012年03月29日 | NBAバスケ

 

 チームは生き物のように成長と停滞・退化を繰り返す。

チームの大黒柱が1本欠けてどうなることか思いきや、何が作用したのか好転することもある。

 ついこの前、ニックスはけが人少なく駒が豊富だと書いていたら、PFアマレとPGリンが離脱。欠かせないスターター2人がいないにもかかわらず、セルフィッシュと揶揄されてたメロがチームの大黒柱になり、ルーキーのシャンパートがブレイクし、ベテランのB.デイビスがPGとして落ち着いたゲーム回しをする。5割到達して今日のマジック戦は厳しいだろうと思っていたら、これがチームの勢いというゲームで思い切りの良いシュートを次々決めてしまう。単に予想した通りにはいかないものだ。

 

 

 

 ちょっと怖いくらい気合の入ったB.デイビスの雄叫びだ。

 

オーランド・マジック(32勝19敗) 86-108 ニューヨーク・ニックス(26勝25敗)

 

 このゲーム、ニックスのFG:43/85(51%)、3Pt:12/34、Reb:49、TO:11(相手TO18)とものすごく積極的にシュートを打ち、Rebを拾ってることがわかるスタッツだ。メロがその中心で牽引してる様が伝わってくる。イースタン3位のマジック相手に2・3ピリオドでバンバン攻めてる感じがする。

 一昨日のイースタン8位・9位争いであったバックス戦がキーポイントになったと思う。結果、苦しいディフェンス勝負を接戦で乗り越えて当面の最大ライバルを蹴落とせたのが大きい。このゲームもメロが勝負強いオフェンスと12Rebで大車輪の働きとなった。新HCがうまくベンチメンバーを生かしている。

 

現地時間28日に行われたオーランド・マジック対ニューヨーク・ニックス戦は、第3Qに連続21得点の猛攻をかけたニックスが108-86でマジックを大破。ここ9戦で8勝目を記録したニックスは通算成績を2625敗とし、114日にオクラホマシティ・サンダーに敗れて65敗となって以来、初めて貯金1とした。ニックスでは、カーメロ・アンソニーが今シーズンほとんど見られなかったリズムを取り戻して25得点。イマン・シャンパートも25得点を記録した。また現在イースタン・カンファレンス8位のニックスは、9位のミルウォーキー・バックスを2.5ゲーム離し、アトランティック・ディビジョン首位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズとボストン・セルティックスを2.5ゲーム差に追い上げた。ニックスではアマレ・スターダマイヤー(椎間板ヘルニア損傷)とジェレミー・リン(左膝損傷)が欠場。手術をしないで治療を続けているスターダマイヤーは、28日に2-4週間で復帰すると発表され、今シーズン末までには復帰が見込まれている。2人がいない状況でステップアップしなければならないことを踏まえたアンソニーが、2試合連続素晴らしいプレイを展開。右足の付け根を損傷しながらプレイだったが、マジックを大きく引き離した第3Qの猛攻を牽引し、「コーチが代わった現在、全員が使命を果たそうと頑張っている」と、笑顔を見せた。一方大敗したマジックではジャミーア・ネルソンが17得点、JJ・レディックが15得点を挙げたが、連勝は3でストップ。116日にニックスを102-93で下した試合で、7本の3ポイントを決めてキャリアハイの30得点を記録したライアン・アンダーソンは、この試合では4本しかシュートを打たず、4得点に終わった。マジックはこの試合前まで、対ニックス戦17試合で14勝していたが、この試合では完全に抑えられた。ニックスは314日に辞任したマイク・ダントーニHCに代わりマイク・ウッドソンHCが指揮を執って以来、1試合平均わずか86点しか許していない。7本のFG を打っただけで12得点、5リバウンドに終わったドワイト・ハワードは、「我々は優れたチームだが、その努力を毎晩しなくてはならない。こんな負け方は全員の不満がたまる」とコメントした。

 

 

 

 現地3月26日のゲームでは、イースタン1位ブルズ、2位ヒートともに完敗だった。

 

 

 デンバー・ナゲッツ(27勝23敗) 108-91 シカゴ・ブルズ(40勝11敗)

 

 ナゲッツのガード陣ローソンとアフラロに2人合わせて49点、FG:19/33、3Pt:5/9と速攻からズタズタにやられた感じ。

ナゲッツは、昨シーズンのメロといい今シーズンといい、チーム主力の大物をトレードで失っても立派に再建してるお手本のようなチームだろう。このジョージ・カールHCの手腕が大きいとみる。90年代シアトル・スーパーソニックスをファイナルまで育て上げたときは、もっとふっくらとしていたが痩せたね。G.ペイトンとS.ケンプが型破りな暴れかたをした強豪チームだった。

 

 

 

 T.ローソンというナゲッツのガード、速くてアグレッシブでいい選手だな。ローズとマッチアップしたスピードバトルをみたかった。

 ローズの怪我は思ったより深刻で、足の付け根、胴体と大腿骨を結ぶ三角状のつなぎ目が炎症をおこしてるのか・・・ローズのあの爆発的筋力による動きと高いところから着地しての衝撃を受け止める部分とで痛めても無理ないのだろう。

 しかし、チームはローズ抜きでほんとよくここまで戦いきってる。連敗を予想した今日もホークス相手にディフェンス勝負で挑みロースコア合戦をものにした。ローズ出てないブルズ見るのはせつない感じする。デンとルーカスの3Pt、ピボットマンブーザーのインサイドでの頑張りで41勝11敗というインクレディブルな成績を収めている。

 4月に入りいきなり@オクラホマVSサンダー、翌日ヒューストン、セルティックス戦を経て、8日@NYで10日@CHIでのニックス戦ダブルとPOを見据えた大事な勝負が控えている。ローズ全力でなくとも、途中ワンポイントでも出場できないかな・・・

 ローズは、いい加減に手抜きしてプレイするタイプでないから完治してからの方が良いのかも。あとシカゴは14ゲームしか残っていないから、どのチームもそうだけどPOに向けてのいろいろな調整が難しい局面にさしかかっている。

 

 

 



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